ERPCの新機能UDP Forwarding実装でSolanaデータ通信が劇的に高速化
オランダ・アムステルダムに本社を置くELSOUL LABO B.V.が提供するERPCのSolana専有データストリームサービス「Direct Shreds(ShredStream)」が、待望の新機能「UDP Forwarding」に対応しました。この機能の導入により、データ通信のスピードが大幅に向上し、特にリアルタイム性が求められるアプリケーションや高頻度トレーディングの分野での活用が期待されます。
Direct Shreds(ShredStream)の進化
これまでのDirect Shredsサービスでは、gRPCを用いてSolanaブロックチェーンのデータを配信してきました。gRPCは安定性が高いものの、通信レイテンシは若干高めでしたが、今回のUDP Forwardingの導入により、圧倒的に低レイテンシな通信が実現されました。UDPは状態を持たない通信方式であり、通信が一層迅速に行われることで、非常に重要なリアルタイム性を求められる場面において、その効果が顕著に現れます。
TCPとUDPの特性を理解する
お客様は、システムや用途に応じて通信方法を選択することができます。
- パケットロスやエラーを自動的に修正するため安定性が高い
- コネクション確立やエラー訂正処理による若干のレイテンシ
- コネクションレスで、低遅延・高速な通信
- 安定性はやや劣るが、レイテンシを極限まで削減
特にUDPは、高頻度トレーダーやリアルタイムアプリケーションに最適な選択肢です。
UDP Forwardingによるパフォーマンスブースト
新たに導入されたUDP Forwarding機能は、SolanaバリデータやRPCノードのパフォーマンスを大幅に向上させます。これにより、最も最新のブロックデータへの追従速度が飛躍的に向上し、競争が激しいSolana環境での優位性を確保できるでしょう。また、全てのSolanaエンドポイントでこのUDPブーストが標準で有効になるため、一層の利便性が向上します。
お問い合わせとサポート
UDP Forwarding機能の利用を希望される方は、Validators DAOの公式Discordにてチケットを作成することで、気軽に問い合わせが可能です。Discordのリンクはこちらです: 【
Validators DAO公式Discord】。
今後のERPCの進化
ERPCは、最速かつ最適なSolanaインフラ環境を提供するため、さらに研究開発を進めていくとしています。今後もサービスのアップデートを行い、性能向上に寄与していく予定です。引き続き多くの皆様からの温かいご支援をお願い申し上げます。
公式サイトはこちらから: 【
ERPC公式サイト】