東京・板橋区の立ち食いそば屋
今や日本の食文化に欠かせない存在となった立ち食いそば。そんな立ち食いそばの奥深い世界を、ドランクドラゴンの塚地武雅が丁寧に巡ります。今回、彼が訪れたのは東京都板橋区にある人気の立ち食いそば屋。この店は単なる食事の場ではなく、新婚夫婦が手がける温かな和食の魅力が詰まっています。
仲宿商店街の風情
まずは、仲宿商店街を散策する塚地。板橋区は江戸時代に旧中山道の宿場町があったエリアで、歴史の香りが漂う街並みが特徴です。100年以上の歴史を持つお店を見つけた塚地は、改装された米店が今はおむすびと海苔弁当のテイクアウトを行なっている様子を発見。自家製のネギ味噌おむすびを頂くと、その味わい豊かさに驚きの声を上げるのでした。
新婚夫婦が営む人気店
次に向かったのは、板橋区役所の近くにある立ち食いそば屋。朱色の看板が印象的で、そばとうどんのメニューがズラリと並ぶこの店は、和食を愛する夫婦が営んでいます。夫が店主で、妻が店長。二人の手によって仕込まれたつゆは、和食の技と情熱が詰まった逸品。店内では、夫婦が一緒にダシの出来栄えをチェックし、お互いの意見を尊重しながら料理を作り上げています。まさに二人三脚の協力関係がそこにはありました。
ボリューム満点の一杯
今回、塚地が楽しんだそばは、温かいものにおかひじき、そして独特な形状のマー坊ナスの天ぷらと豚肉のパイコーをトッピングした超ボリューミーな一杯。濃い味付けのつゆは、甘さと辛さに最後は酸味が広がり、思わずうなってしまうほどの美味しさ。「しょうゆがしっかりして、素晴らしいつゆだ!」と塚地が絶賛しました。
特に注目されたのが、マー坊ナスの天ぷら。見た目の迫力に加え、サクッとした食感も楽しめる一品。「こんな長いの見たことがない!」と、その味わいを興奮しながら伝える塚地。彼のリアクションからも、この料理への強いこだわりが伝わってきます。店主が選び抜いた材料の質の高さに、塚地も納得の様子で「これにはお金がかかってますね」と感心しました。
おわりに
立ち食いそばを通じて新婚夫婦の愛情と技術が感じられるこの店。塚地の体験を通じて、その温かさや美味しさが伝わってきます。新婚夫婦の新しい形のマインドが、この底辺に少しずつ職人としての誇りを育んでいるのかもしれません。次回はどんな一杯に出会えるのか、楽しみです。美味しい和食を求める旅は続きます!