パーソルビジネスプロセスデザイン、業務効率化を支援するロボットサービス統合支援を開始

パーソルビジネスプロセスデザインが新サービスを開始

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社は、2023年4月24日付で新たに「ロボットサービス統合支援（RSI）」を提供開始した。この新サービスは、企業の労働力不足を解消するため、ロボットの導入から運用支援、さらには人材育成までを一貫してサポートすることを目的としています。

背景：人材不足の深刻化

東京都港区に本社を持つパーソルグループは、近年、特に東京圏を中心に多くの企業が本社を地方に移転している現状に直面しています。これは、テレワークの普及やBCP（事業継続計画）対策としての拠点分散が主な理由です。しかし、この流れと同時に地方での人材確保が難しくなっており、企業の存続に深刻な影響を与えかねません。そこで、パーソルビジネスプロセスデザインはテクノロジーを活用した解決策として、ロボティクス・トランスフォーメーション（RX）に注力してきました。

ロボットサービス統合支援（RSI）の概要

RSIは、業務プロセスにロボットを取り入れ、生産性を向上させるための手段です。これにより、企業は業務の多拠点にわたる管理や遠隔就労を実現できます。20年以上にわたるアウトソーシングビジネスで培ったノウハウを基に、プロセス変革やロボティクスの導入を支援する体制が整っています。企業の個別のニーズに応えるため、以下のようなサービスを提供します。

- ロボット導入支援：課題の特定からロボット使用の可否を判断し、適切なマッピングを行います。
- ロボット開発支援：アプリやシステムとの連携に加え、カスタマイズやプラットフォームの構築をサポートします。
- ロボット運用支援：業務構築の支援、マニュアルの制作、教育や人材派遣などのサポートを行います。
- ロボット実証実験支援：課題の抽出やシミュレーションを行い、実証的な情報を提供します。
- プロモーション支援：マーケティングや資金調達支援、イベント運営など、ロボット活用の理解促進に向けた支援も行います。

特徴：適応力と柔軟性

RSIの最も大きな特徴は、様々な業種や業務に合わせた柔軟なロボティクスの導入が可能である点です。信頼できるロボット開発企業との提携により、各企業の特性や環境条件を考慮した適切な導入が実現します。さらに、生成AIを利用して、より業務に適した形での提案を行い、段階的なスケールアップが可能になります。

遠隔操作によるロボットの活用は、様々なライフスタイルを持つ人々にも新たな働き方を提供します。たとえば、育児や介護中の方でも、家庭の事情を考慮しながら仕事ができる機会を設けることができるのです。これにより、地理的な制約を超えた新しい働き方が実現します。

事例：全自動受付業務

RSIを通じて提供される具体的な業務活用例として、全自動による受付業務が挙げられます。来社客の検知から受付までの一連の業務をロボットが自動的に行うことで、業務の効率化が図られるのです。これにより、セキュリティ強化やコスト削減が期待できます。

今後の展望

パーソルビジネスプロセスデザインは、「ロボットとはたらく」というテーマを掲げ、ロボットと人との共創による新しい働き方の提供を進めていきます。その結果、地方創生に向けた雇用創出も見込まれており、持続可能な社会の実現に貢献していく所存です。詳細については、パーソルビジネスプロセスデザインの公式サイトを訪れてください。