岡山大とマレーシアの交流
2025-02-11 22:34:24

岡山大学とマレーシアプトラ大学が連携強化、留学促進へ向けた新たな取り組み

岡山大学とマレーシアプトラ大学の連携強化



2025年1月21日、国立大学法人岡山大学は、マレーシアのプトラ大学(UPM)において、日本留学を促進するための海外ネットワークの強化を目的とした協定更新式典とアカデミックセミナーを開催しました。このイベントには、約50名の参加者が集まり、両大学のさらなる交流と発展が期待されました。

式典には、岡山大学の学長である那須保友氏を含む教職員や学生が出席し、マレーシア側からは副学長のイスミ・アリフ・イスマイル氏が参加しました。さらに、岡山大学の農学部とUPMとの関係は30年以上にわたり、両大学の信頼関係を築いてきました。この流れを受け、12月にはUPMキャンパス内に日本留学情報センター(OJEIC)が開設され、留学情報の発信拠点となることが期待されています。

日本留学アカデミックセミナーの開催



式典の後には、アカデミックセミナーが行われ、岡山大学環境生命自然科学学域の田村隆教授とハボル助教が各自の研究内容について発表を行いました。また、杉山幸子コーディネーターが日本留学に関する情報を提供しました。参加者は、大学での研究成果や奨学金に関して積極的に質問し、非常に活気のある場面が見られました。

ゲストスピーカーとして国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の藤井弘樹氏が登壇し、さくらサイエンスプログラムや日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUSプログラム)などの留学プログラムの魅力について詳しく語りました。

日本留学促進に向けた取り組み



今回の協定更新は、2014年から開始された「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業」の一環として位置付けられています。これにより、岡山大学は特にマレーシアとインドネシアを重点国に置き、東南アジア地域での留学促進活動を一層強化していくことを目指しています。

これまで岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たしており、国連の持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みとも一致したプログラムを展開しています。地域と世界の連携を深めることで、岡山大学は未来の研究環境を支えるキーファクターとしての地位を確立していくことでしょう。

おわりに



今回の式典およびアカデミックセミナーの実施は、岡山大学とマレーシアプトラ大学の密接な関係を再確認する重要な機会となりました。両大学間のさらなる交流の深化が期待され、今後の研究活動や留学体験の拡充が進むことで、双方の大学にとって新たな地平を切り開くこととなるでしょう。期待と関心が寄せられる岡山大学の取り組みに、今後も注目していきたいです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。