EV充電キャッシュレス決済サービス「プラットチャージ」提供開始
南海電設株式会社は、EV充電器向けキャッシュレス課金サービス「プラットチャージ」の提供を2023年内に開始すると発表しました。このサービスは、販売店や工事店が販売・設置するEV充電器に導入可能で、新たなビジネスチャンスを生み出すと期待されています。
「プラットチャージ」の特長
「プラットチャージ」の最大の特徴は、その手軽さです。充電器に貼られたQRコードをスマートフォンで読み取るだけで、PayPayなどの主要なスマホ決済アプリやクレジットカードによるキャッシュレス決済が可能です。専用アプリのインストールや会員登録は不要なので、誰でも簡単に利用できます。
料金設定も柔軟で、オーナーは時間当たりの利用料金を自由に設定できます。また、ユーザーは使った分だけ支払うシステムで、充電途中で終了した場合でも残額が返金されます。1分単位の課金に対応し、充電出力は3.2kWと6kWから選択可能(充電器と車両の対応状況によります)。
収益性についても魅力的な点が挙げられます。ユーザーが支払った利用料金から決済手数料(ブランドにより3.24~3.6%)を除いた約96%がオーナーの収入となります。月額サービス料金は、2023年9月30日までに契約した場合は2,970円/台(税込)、通常価格は3,960円/台(税込)です。
日東工業製EV充電器との連携
「プラットチャージ」は、日東工業株式会社が販売するEV用普通充電器「Pit-2Gシリーズ(通信モデル)」と連携して利用できます。「Pit-2Gシリーズ」は、国の補助金対象充電器となるJARI認証を取得しており、補助金を活用して導入することが可能です。
EVビジネスの課題解決
近年、EV車の普及に伴い、充電設備の整備が急務となっています。しかし、施工やメンテナンス、補助金活用、課金サービスなど、多くの課題が残されています。「チャージコネクト」は、これらの課題を解決し、オーナーのEVステーション運営をトータルでサポートするサービスとして注目を集めています。
未来への貢献
南海電設株式会社は、カーボンニュートラルの実現を目指し、EV充電サービスを通じて持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。人、地域、社会、企業、電気というピースを組み合わせ、未来への道を切り開いていくという理念を掲げています。
まとめ
「プラットチャージ」は、ユーザーにとって使いやすく、オーナーにとって収益性の高い、革新的なEV充電キャッシュレス決済サービスです。導入を検討している企業にとって、大きな魅力となるでしょう。このサービスを通じて、EV充電インフラの整備が加速し、環境問題への取り組みがさらに進むことが期待されます。
お問い合わせ先
南海電設株式会社 ソリューション営業課 CHARGE CONNECT(チャージコネクト)担当
メールアドレス:
[email protected]
ホームページ:https://www.ev-chargeconnect.com
日東工業株式会社 EVインフラ事業室 マーケティング課
メールアドレス:[email protected]
EV用充電設備特設サイトURL:https://www.nito.co.jp/quick/evstand/