新たな情報発信の形:LINE公式アカウントの開設
北海道幕別町が、住民の皆さんへの情報提供をよりスムーズにするために、LINE公式アカウントを新たに開設しました。これは、プレイネクストラボ株式会社が支援し、実施した「スマート公共ラボ with LINE GovTechプログラム」に基づいて実現したものです。運用が開始されたのは2025年の3月10日。この新たな取り組みは、住民とのコミュニケーションを深め、地域社会の活性化にも繋がると期待されています。
リッチメニューで情報アクセスが容易に
幕別町のLINEアカウントには、画面下部に「基本メニュー」と「子育て」という二つのリッチメニューが設置されています。このリッチメニューを利用することで、住民は簡単に情報を得るためのチャットボットを起動でき、必要な情報が掲載されたウェブサイトへの遷移もスムーズです。これまでのようにホームページを訪れる手間が省け、迅速に情報を手に入れることが可能になります。たとえば、防災情報や子育て支援に関する情報も、手元のスマートフォンから簡単にアクセスできます。
セグメント配信機能の導入
新しいLINE公式アカウントは、住民が自分に必要な情報を選択して受け取ることができる「セグメント配信機能」を搭載しています。利用者は、受信設定で希望する配信カテゴリーを選択することができ、興味のない情報が配信されることがなくなります。これにより、町からの情報発信がより効率的かつ効果的になることが期待されています。配信予定の情報カテゴリには、防災情報、広報・イベント、子育て・教育、健康・スポーツ、文化・芸術、除雪情報、未就学児向けの検診情報ごみのリマインド配信などが含まれています。これらの情報は、地域の住民が必要な時に必要な内容を受け取ることを可能にします。
災害時に役立つ機能
また、幕別町のLINEアカウントでは、基本メニュー内に「避難所検索機能」が設けられています。この機能を利用すれば、災害時に近くの避難所の場所を迅速に確認することができます。災害時には冷静に行動することが求められますが、平常時に避難所の場所を把握しておくことで、いざという時に落ち着いて行動できるでしょう。ユーザーは「防災情報」メニューからアクセスすることができ、簡単に避難所を検索することができます。
プレイネクストラボの役割
プレイネクストラボ株式会社は、2016年に設立され、技術と多様性によって未来を築くことをビジョンに様々なサービスを展開しています。スマートフォンアプリやチャットボットシステムの開発に加え、最近では行政と市民を繋ぐGovTechの分野にも注力しています。また、全国の自治体や公共機関に向けてデジタル化とDX推進の支援を行っています。幕別町のLINE公式アカウント開設も、その一環として位置づけられています。
今後もプレイネクストラボは、全国の自治体のデジタル化を進めるため、様々な支援を行っていく予定です。幕別町の公式LINEアカウントに追加したい方は、
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