コクヨロジテム、物流センターにコアタイムなしフルフレックスタイム制度導入!従業員満足度向上&生産性アップを実現
株式会社コクヨロジテムは、2024年7月から物流センターにコアタイムなしのフルフレックスタイム制度を導入しました。この取り組みは、従業員のワークライフバランスを向上させるだけでなく、柔軟な労働時間調整による生産性向上も実現し、注目を集めています。
労働力不足解消に向けた取り組み
物流業界は、深刻化する労働力不足問題に直面しています。コクヨロジテムは、この問題解決の一環として、多様な人材が働きやすい環境づくりに着手。時間の使い方について検討を重ね、従業員に働く時間の選択肢を広げるため、フレックスタイム制度導入を決断しました。
2023年1月には、業界でも珍しい物流センターへのフレックスタイム制度導入を実現。当初はコアタイムありの制度でしたが、運用開始後、社員の45%以上がフレックス制度を活用するなど、制度は着実に浸透していきました。
コアタイムなしフルフレックスタイム制度への進化
更なる従業員の働き方改革を目指し、コクヨロジテムは2024年2月からコアタイムなしのフルフレックスタイム制度導入に向けたトライアルを実施しました。繁忙期でもリスクなく制度が活用できるか検証した結果、制度は大きな課題なく運用可能であることが確認されました。
さらに、トライアル期間中のアンケートでは、社員の60%が繁忙期中にフレックス制度を利用しており、繁忙期の方が利用率が高かったという結果も得られました。これは、従業員が自身の裁量権を持って業務調整を行い、効率的に仕事を進めていることを示唆しています。
生産性向上と従業員満足度の両立
コアタイムなしフルフレックスタイム制度導入の結果、従業員のプライベート時間確保やワークライフバランスの向上だけでなく、生産性向上にも効果が表れました。長時間労働の削減も実現し、従業員にとっても事業経営にとっても有効な制度であることが証明されました。
コクヨロジテムは、今回のフルフレックスタイム制度導入を、多様な働き方を実現するための第一歩と位置付けています。今後も従業員が働きやすい環境作りを継続し、物流業界全体の働き方改革を牽引していくことを目指しています。