訪日観光客向けフード革新、Grinoが宿泊業界を支える
Red Yellow And Green 株式会社(以下、RYG)は、東京都目黒区を拠点に、訪日観光客向けの新しい食の提案を行っています。この度、同社が開発した冷凍フードソリューション「Grino」が、インバウンド需要を受けた宿泊・飲食業界の人手不足を解消する新たな手段として注目されています。
資金調達開始について
2025年9月23日より、RYGは株式投資型クラウドファンディングプラットフォーム「FUNDINNO」で資金調達を始めます。目標金額は9,990,000円で、上限は60,000,000円となっています。この資金調達は、「Grino」の認知度向上及び営業体制の構築を目的に行われます。
RYGは、宿泊飲食業界が困難な状況であることを理解しており、技術を持ったキッチン人材の確保が問題となっていることを踏まえ、このプロジェクトを立ち上げました。実際、インバウンド観光客の急増に伴い、2024年には訪日外国人観光客が3,600万人を超えると予測されていますが、宿泊や飲食の場では「人手不足」と「食の多様性への対応の難しさ」が深刻な課題になっています。
Grinoとは何か
「Grino」は、調理済冷凍食品で、植物性食材を使用したユニバーサルレシピを提供します。メニュー開発や仕込み、急速冷凍プロセスをRYGが一手に行うため、宿泊飲食事業者は高い専門知識を持つ調理人なしで多様な食文化に応じた料理を提供できるようになります。これにより、インバウンド客への対応が容易になり、負担が軽減されるのです。
さらに、RYGのビジネスモデルは既に複数の宿泊・飲食施設に採用され始めており、その技術は農林水産省のフードテックビジネス実証事業にも選ばれています。これが、観光業界の新たなスタンダードを目指す背景にあるのです。
代表取締役の言葉
代表取締役の細井優氏は、「私たちの取り組みは、単に人手不足や多様な食対応の問題を解決するだけでなく、訪れる方々に日本の『おもてなし』を届けるためのものです。日本における食文化を通じて、更なる感動体験を提供したいと考えています」と語ります。
また、観光市場の急成長を踏まえ、食は訪問者が日本に期待する重要な要素であり、政府もこの「食対応」を重要なポリシーとして位置づけています。RYGのビジネスは、今後成長が見込まれる訪日観光市場で多大な影響を持つでしょう。
未来への展望
RYGは、日本の人口減少による働き手不足という長期的な課題をクリアしつつ、巨大な成長市場を獲得するためのビジネスモデルを展開しています。訪日観光客の増加に伴い、食に関するニーズに応えることは急務となっており、実現可能な手段として「Grino」が期待されています。
RYGは、投資家の皆様にこのビジョンの実現を共にしてほしいと考えています。食を通じて、日本の未来を豊かにするために、さらなる支持を求めています。詳細な情報は、RYGの公式サイトや募集ページを参照していただければ幸いです。