SAKIGAKE JAPANがフィリピン・マニラで防災技術を披露

フィリピン・マニラでの防災協働対話

2025年2月13日、フィリピン・マニラで開催された「第5回日比防災協働対話」において、日本の防災専門会社である株式会社SAKIGAKE JAPANが出展しました。こちらのイベントは、日本の国土交通省とフィリピンの公共事業道路省が主催し、主に都市洪水対策やダム管理に関する技術交流を目的としています。

イベントの概要

「日比防災協働対話」は、日本とフィリピンが防災技術を共有し、意見交換を行うことで両国の防災協力を強化する場です。具体的には、都市洪水対策やダムの開発・運用に焦点を当てています。

- 開催日：2025年2月13日
- 開催地：フィリピン・マニラ（The Bayleaf Hotel, Intramuros）
- 主催：日本国土交通省（MLIT）・フィリピン公共事業道路省（DPWH）
- テーマ：都市洪水対策及びダムの開発・運用
- 目的：日比間の水害対策技術の共有・意見交換・協力強化

今回は、メトロマニラの洪水対策の現状や日本の先進的な洪水対策の技術が発表され、特に日本の洪水リスク情報の活用法についても解説がありました。また、国土交通省の石川伸審議官が基調講演にて日本の防災技術のフィリピンへの適用について話されました。

SAKIGAKE JAPANの展示内容

本セミナーでは、日本の防災リーディングカンパニー約10社が参展し、最新技術が披露されました。その中でSAKIGAKE JAPANが注目された技術や製品をいくつか紹介します。

- 気候リスク分析システム（Water Vision, Climate Vision）

AIとビッグデータを駆使し、洪水や異常気象のリスクを高精度に分析するシステムです。データの蓄積は不要で、迅速な分析が可能です。

- オフグリッド冷凍庫（Coldstorage Box Portable）

災害時や電力供給が不安定な地域でも太陽光を利用して保冷ができる冷蔵システムです。

- インフラ補修ツール（AQUA PATCH）

水で硬化する常温施工型の道路補修材で、雨天時でも簡単に使用できるため、即時対応が可能です。

SAKIGAKE JAPANのブースは、多くのフィリピン政府関係者や企業の関心を集めました。また、弊社の代表は現地の関係者と意見交換を行い、フィリピン市場での日本の防災技術の展開に関する検討も行いました。

今後の展望

本セミナーを契機に、SAKIGAKE JAPANは次のような活動を強化していく所存です。

- フィリピン市場での展開強化

現地パートナーとの連携を深め、日本の防災技術の普及を進めます。

- 技術協力の深化

洪水対策や水資源管理において、日本の技術を生かしたソリューションを提案し、両国の協力を深めます。

- 防災教育の推進

フィリピンにおける防災意識の向上に努め、地域の災害リスクの低減を支援します。

SAKIGAKE JAPANは今後も日本の防災技術を普及させ、国際的な防災力向上に貢献していくことを目指しています。

会社概要

株式会社SAKIGAKE JAPANは、防災及び環境適応分野での先進技術の営業・マーケティング、防災教育イベントの企画・運営、企業や自治体向けの防災データベースの構築・運用に注力しており、地域と企業のレジリエンス向上を図っています。また、「国際復興フォーラム2024」や「日本防災プラットフォーム」などのイベントにも積極的に参加し、防災分野の未来を共に切り拓いています。