美容師の祭典
2024-09-25 17:26:50

約400人が集結した美容業界の祭典『2024年 Ash杯決勝』開催レポート

『2024年 Ash杯決勝』開催報告



2024年9月3日、美容室Ashが主催する『2024年 Ash杯決勝』が新宿ナプラスタジオで開催されました。この美容業界を代表するウィッグコンテストには、約400名もの参加者が集まりました。参加者は社内のWEBシステムを通じて作品を提出し、厳正な審査を経て決勝の舞台に立つことができました。

Ash杯の歴史



Ash杯は1990年代後半に、都立大学店とその周辺の美容師たちが社外コンテストに向けて取り組んだことが起源です。当初は「都立杯」と名付けられ、約100名の参加者が集まりました。その後、「Y’sカップ」が横浜エリアでスタートし、より多くの美容師が技術を競う場となりました。2021年からはこの2つが統合され、今回のAsh杯が誕生しました。このイベントは、美容師同士の交流だけでなく、社外の技術指導の場ともなり、多くの参加者にとって貴重な経験となっています。

今年のテーマと審査員



2024年のテーマは「クリエイティブを続ける理由」。トークセッションには、brocheの代表・宮田誠規氏をはじめとする各界のトップスタイリストが参加し、美容師としての情熱や創造性について熱い議論が交わされました。審査員には、美容業界の権威とされる方々が名を連ね、特別審査員として石沢貞治氏や文化ファッション大学院大学の馬場園晶司氏も参加されました。

予選突破の流れ



参加者はWEB上で作品を提出し、社内審査を経て決勝へ進む作品が選ばれました。今年は112作品が選出され、当日は会場で直接審査が行われました。これにより、スタッフの投票も行われ、観客もその創造力に感嘆の声を上げる場面が見られました。

優勝者のコメント



見事優勝を飾ったのはAsh下北沢店の畠山和也氏。彼は「ボリューム感のあるスタイルを、あえてコンパクトにしてインパクトを持たせること」に注力したと語ります。「誰も作らないスタイルを追求し、スタッフ全員で新しいデザインを模索した結果です。」と、コンテストの意義を強調しました。

若手アシスタントの活躍



特に注目されたのは、若手アシスタントたちの活躍です。teto hairの柳裕介賞を受賞したAsh吉祥寺店の屋良美涼氏は、「色の濃淡で立体感を表現した作品が評価された」と話しました。また、TOKYO FASHION EDGE賞を受賞した西川実那氏も、初めての参加で賞を得た喜びを表しており、次への意気込みを語っています。

まとめ



今年のAsh杯では、クリエイティブな発想が光る多彩な作品が並び、美容師たちの情熱が集まりました。このイベントが美容業界の技術向上と交流の促進に寄与していることは明らかです。来年も多くの才能が集まることが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社アルテ ジェネシス
住所
神奈川県横浜市中区翁町1-4-1 アルテマリンウェーブビル 5階
電話番号
045-663-6123

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