JPAAWGが開催
2025-10-15 10:04:33

最新のインターネット脅威への対策を考える「JPAAWG General Meeting」開催

最新のインターネット脅威への対策を考える「JPAAWG General Meeting」開催



インターネットの発展と共に、さまざまな脅威が増大しています。特に、サイバーセキュリティの分野は日々進化し続け、業界内での情報共有がますます重要になってきています。そんな中で、この11月4日と5日に高知市で開催される「JPAAWG General Meeting」は、セキュリティ分野の専門家や関係者が一堂に会し、知見を共有する貴重な場となります。

JPAAWG General Meetingとは?


JPAAWG(Japan Anti-Abuse Working Group)は、日本国内でのインターネットの安全性を高めるために設立された業界団体です。グローバル組織であるM3AAWG(Messaging, Malware and Mobile Anti-Abuse Working Group)と連携し、世界中のネットワークオペレーターやセキュリティベンダーが参加するこの会議は、最新の業界動向を知るための絶好の機会を提供します。

昨年までの7回すべてで定員を超える参加者の申し込みがあったこのカンファレンスは、常に白熱した議論が繰り広げられています。今年も、他では得られない貴重なセッションが用意されており、参加者はセキュリティの専門家と直接対話することで、リアルな情報を得ることができるのです。

主なプログラムの内容


ここでは、特に注目のセッションを紹介します。

1. Gmailにメールが届かない問題


11月4日には、米Google本社から二名の技術責任者が基調講演を行います。このセッションでは、Gmailの最新のセキュリティポリシーについて解説され、なぜメールが届かないのか、そしてどのような点に注意が必要かが議論されます。特に、マーケティング担当者や技術者にとって有益な内容となるでしょう。

2. 海外犯罪集団から狙われる日本企業


11月5日の午前中には、公安調査庁のサイバー特別調査室と総務省からのセッションがあります。ここでは、海外の犯罪組織による日本企業へのサイバー攻撃や、最近頻発しているランサムウェアの影響について詳細に語られます。企業がどのようにこれらの脅威に立ち向かうべきか、その手がかりを得られるチャンスです。

3. SMSフィッシング対策


同じく11月5日には、NTTドコモ、KDDI、楽天モバイル、ソフトバンクの携帯キャリア四社が集まり、SMSを利用したフィッシング攻撃についての対策を議論します。このセッションは、最新の迷惑メール対策と共に非常に重要です。

4. 土佐で語られるフィッシング動向


著名なフィッシングハンターたちによるパネルディスカッションも予定されています。ここでは、最新のフィッシング詐欺の動向とそれに対する防止策が議論されます。

参加方法と詳細


本イベントは高知市文化プラザかるぽーとで開催され、オンライン参加も可能なハイブリッド形式です。事前登録はイベントサイトからでき、参加費は無料です。参加予定の方は、ウェブサイトで全プログラムを確認し、興味のあるセッションにご登録ください。

そのほかにも、ベテランと若手によるライトニングトークセッションも予定されており、多岐にわたるテーマが扱われます。多様な参加者が集まるこの機会を逃さず、最前線の情報を手に入れましょう。

結論


これからのサイバーセキュリティは、単に専門家だけでなく、一般業務に関連する担当者の知識も重要です。JPAAWG General Meetingに出席することで、最新のトレンドや具体的な対策を学び、実務に役立てることができるでしょう。ネットワークセキュリティの未来を共に考え、実践していくために、ぜひこの機会を活用しましょう。

会社情報

会社名
JPAAWG
住所
電話番号

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