フジパン「スナックサンド」の50周年特別企画を敬う
1985年、フジパン株式会社から誕生した「スナックサンド」は、今や日本の食文化に欠かせない存在となりました。その人気の理由は、持ち運びやすさと手軽さに加え、豊富な味のバリエーションです。
50年間の歴史
スナックサンドは、1975年に「持ち歩けるサンドイッチ」を目指して開発が始まりました。当時のサンドイッチ製品は衛生面や鮮度保持に課題がありましたが、フジパンは独自の製法を確立。食パンの耳の内側を圧着して密閉することにより、中身が漏れないサンドイッチを実現しました。これにより、日本初の携帯サンドイッチとして、多くの人々に支持されてきました。特に、中部や関西での成功を経て、翌年には関東市場にも進出。特許取得後も社長の判断で製法を一般開放し、業界全体の発展に寄与しました。
50周年を祝う新商品
スナックサンドは、2025年に50周年を迎えるにあたり、感謝の気持ちを込めた特別商品を用意しました。2025年10月1日より、『スナックサンド シーチキンⓇ&タマゴ』『スナックサンド テリヤキチキン&タルタル』『黒糖スナックサンド モンブラン』の3品が新たに登場し、フィリングが10%増量され、より満足感のある仕上がりになっています。特にパッケージには、スナックサンドのキャラクター「んーぱ」と50周年記念ロゴが採用され、ビジュアルにもこだわりが見られます。
- - シーチキンⓇ&タマゴ: ごろもフーズのシーチキンとスムースなタマゴをサンド。
- - テリヤキチキン&タルタル: ジューシーなテリヤキとクリーミーなタルタルソースを使用。
- - 黒糖スナックサンドモンブラン: 洋風栗あんとホイップクリームの贅沢な組み合わせ。
新作「ダブルでたっぷり」も登場
更に新たに展開されるのが「ダブルでたっぷり」シリーズです。『スナックサンド Wチョコ』は生チョコクリームとふわふわのチョコホイップをダブルでサンドし、二つの口あたりが絶妙に融合。『スナックサンド Wカスタード』は、なめらかなカスタードクリームとカスタード風味のホイップをダブルサンドし、口の中で贅沢な甘さが広がります。これらの商品は、デザインに「ダブルでたっぷり」のテーマを取り入れ、視覚にも訴求します。
今後の展望
フジパンは、スナックサンドシリーズを通じて、携帯性と美味しさを兼ね備えた新たな食文化を広めていく意向です。全国のスーパーやドラッグストアでの販売が予定されており、特に北海道エリアでは株式会社ロバパンがスナックサンドWチョコを製造します。
会社概要の紹介
フジパン株式会社は2006年に設立され、パンや和洋菓子の製造・販売を行っています。代表は安田智彦氏で、資本金は4億円。彼らの公式ウェブサイトやSNSでも新商品情報を随時発信中です。これからも「スナックサンド」に期待が高まります。
フジパンのスナックサンドは、手軽さ、美味しさ、そして愛されるブランドとして、今後も多くのファンを魅了し続けることでしょう。