ドリーム・アーツとコンピューターマネージメントのパートナーシップがもたらす未来
日本のIT業界における人手不足がますます深刻化しています。経済産業省の試算によると、2030年には最大で79万人のIT技術者が不足する見込みです。このような状況の中、株式会社ドリーム・アーツとコンピューターマネージメント株式会社が新たにパートナー契約を結ぶことが発表されました。この提携を通じて、両社は「デジタルの民主化」に向けた取り組みを強化し、大企業市場向けクラウドサービス「SmartDB」を更に発展させていくことを目指しています。
パートナー契約の意義
ドリーム・アーツは、業務デジタル化を推進するためのノーコードツールであるSmartDBを開発し、大企業向けの業務効率化を図っています。一方でコンピューターマネージメントは、DX関連のシステム開発や導入支援の専門企業であり、これまで多くの成功事例を持っています。このパートナーシップでは、両社がそれぞれの専門性を活かし、情報共有や協力を通じてお客様のニーズにしっかりと応えることが期待されています。
この二社の提携により、ドリーム・アーツは最新の技術情報を提供し、コンピューターマネージメントが製品の販売と導入支援を担当します。これにより、ユーザーは導入から運用開始までの過程において、安心してサービスを利用できる環境が整います。
「デジタルの民主化」の実現に向けて
「デジタルの民主化」とは、現場の非IT部門の担当者が自らデジタルツールを活用し、全社のデジタル化を加速させるというビジョンです。技術の進化に伴い、高度なITスキルを持たない担当者でも、様々な業務のデジタル化を図ることができるようになっていますが、適切なサポートが必要です。ドリーム・アーツは、こうしたニーズに応えられるパートナーとして、コンピューターマネージメントとの関係を深めていく考えです。このアプローチにより、業務の効率化やイノベーションが促進されることでしょう。
代表者のコメント
提携契約について、コンピューターマネージメント株式会社の代表取締役社長、竹中勝昭氏は「このパートナーシップを通じて、高品質なサービスを提供し、顧客企業のデジタル化を加速させることができると確信しています」とコメントしています。また、株式会社ドリーム・アーツの代表取締役社長、山本孝昭氏も「豊富な経験と専門性を組み合わせることで、より多くの企業のデジタル化を進めていくきっかけになると考えている」と述べています。
SmartDBの特徴
SmartDBは、そのユーザーインターフェースが直感的で、現場ごとの業務から全社的な業務まで簡単にノーコードでアプリを開発できる強力なツールです。特にワークフローやWebデータベースを中心にした多彩な機能が提供されており、柔軟な外部システム連携や細やかな権限管理、高いセキュリティを誇っています。すでに三菱UFJ銀行や大和ハウス工業、立命館大学など多くの大企業で活用されています。
この新たなパートナーシップは、これからのデジタル化の流れに大きな影響を与えることが期待されており、両社の今後の取り組みに注目です。私たちもこの続報を楽しみに待ちましょう。