六本木に新たに登場!元祖冷麺『本宮クッス』
東京都港区六本木にて、元祖冷麺として知られる『本宮クッス』が2025年9月6日にオープンしました。吉野家ホールディングスグループの株式会社シェアレストランが提供するこの新しい飲食スポットは、朝鮮半島の伝統的な冷麺を現代に蘇らせる試みです。『本宮クッス』は、旅行者や地元の人々が本物の韓国冷麺を体験できる場所として、多くの期待が集まっています。
冷麺の伝統と製法
『本宮クッス』が提供する冷麺は、朝鮮半島に由来する宮廷料理の技術を取り入れています。この冷麺の特徴は、美味しさだけでなく、その背後にある豊かな歴史にもあります。冷麺の製法は、現在の北朝鮮にある「咸興本宮」の料理から受け継がれ、代々の料理人によって守り続けられてきました。この技術を受け継いだ店主・李ソラさんが、祖母から学んだ味を六本木で再現しています。
特製スープと麺の魅力
『本宮クッス』のスープは、鶏から取った出汁に、甘みを引き立てるりんごと梨を使用しています。化学調味料は一切使わず、自家製の5年発酵醤油を採用。手作りの発酵調味料を用いた酢など、厳選された素材のみで仕立てられています。これによって、スープは深い味わいを生み出し、冷麺の主役として存在感を放ちます。
さらに、特注の細い麺にはそば粉、サツマイモ粉、ジャガイモ粉がブレンドされており、喉越しも抜群。京野菜をふんだんに使用し、顧客が好む辛さの調整ができるのも特徴です。辛さは4段階から選べるため、自分の好みに合わせて楽しむことができます。
心も体も満たす一杯
『本宮クッス』では、宮廷鶏冷麺コース(デザート付き)を3,000円で提供しています。このコースには、締めとして発酵麦ご飯を冷麺のスープに加えることができ、満足感溢れる一杯が楽しめます。食文化と歴史が見事に融合したこのレシピは、訪れる人々の心をつかむことでしょう。
六本木という場所で味わう奇跡
六本木でのこの復活は、単なる飲食店のオープンではなく、地域の食文化と歴史をつなぐ重要な出来事です。この新しいレストランは、かつての朝鮮半島の宮廷料理を単に再現するだけでなく、その味と物語を次世代に伝えていこうとする意志を表しています。食の探求を大切にする方々にとって、ぜひ訪れるべきスポットです。
営業時間は土日限定で11:00から20:00まで営業。予約はInstagramのDMで承っているため、事前に連絡することをおすすめします。もし飛び込みでの来店も歓迎しておりますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
【店舗情報】
本宮クッス(ボングン クッス)
〒106-0032
東京都港区六本木3丁目8−12 六本木STビル2F ちるちるキッチン内
公式Instagram:
@bongung_gussu
まとめ
『本宮クッス』は、今後も多くの人々に愛される冷麺店として魅力を持ち続け、皆様の訪問を心待ちにしています。是非その味わいを体感して、新しい食文化の一端に触れてみてください。