福岡市南区に新しくオープンした『OHASHI HILL』に『チャリチャリ』ポートが設置

福岡市南区に新たに誕生した『チャリチャリ』ポート

福岡市南区に位置する複合商業施設『OHASHI HILL』が2025年4月にオープンしました。この施設に、シェアサイクルサービス『チャリチャリ』のポートが設置され、新たな移動手段が地域に提供されることとなりました。『チャリチャリ』は、スマートフォンアプリを使った手軽なシェアサイクルサービスで、多くの人々の移動が促進されることが期待されています。

『OHASHI HILL』の特徴

『OHASHI HILL』は、福岡市の大橋地区の再開発プロジェクトの一環として、えんホールディングスによって整備されました。本施設は「ウェルネス・多様性・環境・文化芸術」をテーマに掲げ、さまざまな人々にとって快適な居場所を提供することを目的としています。商業施設、業務機能、そして交通結節点である西鉄大橋駅の近くに位置するため、地域が持つ交通アクセスの強化にも寄与しています。

『チャリチャリ』の成り立ちと利用状況

『チャリチャリ』は、2018年2月に福岡でスタートし、全国で9都市に展開されています。現在、約7,900台の自転車と1,800以上の駐輪ポートを持ち、累計3,200万回以上の利用が記録されています。手軽に利用できるこのサービスは、特に「ちょっとそこまで」の日常的な移動手段として人気が高まっています。基本の利用料金は、ベーシック自転車が1分7円、電動アシスト自転車は1分17円とお手頃です。

ポート設置の背景

このポート設置は、チャリチャリとえんホールディングスが2021年に結んだ資本提携に基づきます。『エンクレスト』マンションシリーズの敷地内にも79か所の駐輪ポートを設け、地域住民向けのサービスを強化しています。更に、会員制サービス「えんくらぶ」を通じて、『チャリチャリ』の割引券も配布しています。これにより、大橋駅周辺の利便性や賑わいを創出することが目的です。

今後の展望

『OHASHI HILL』内に設置されたチャリチャリのポートは、地域の交通利便性を向上させるだけでなく、新たな商業活動や文化的なイベントのパートナーシップを生むことが期待されています。また、今後もチャリチャリは地域社会への貢献を目指し、えんホールディングスと連携し続ける方針を示しています。

地域貢献への取り組み

ご利用者が増えることで、地域経済の活性化に寄与し、さらなるビジネスチャンスにつながることでしょう。もう一つの注目点は、『チャリチャリ』がポートオーナーを募集中であることです。自宅や店舗の未使用スペースをシェアサイクルポートとして活用することで、新しい価値を見出そうという取組みです。

【ポートオーナー募集詳細については] (https://charichari.bike/portowner)をご覧ください。

今後も福岡市南区の新たな魅力を引き出すため、チャリチャリとえんホールディングスの協力は続いていくでしょう。地域に寄り添ったサービスで、みんなが使いやすく、便利な街作りへと貢献する姿勢を忘れずに、持続可能な地域経済の構築へと努力を重ねていくことが求められています。