CO-NECTとTOPPANホールディングスが手を組む
CO-NECT株式会社、TOPPANホールディングス株式会社、株式会社TBネクストコミュニケーションズの3社が、企業の受発注業務をデジタル化し、業務効率を大幅に改善するデジタルトランスフォーメーション(DX)事業で協力することが決まりました。2024年7月にはTOPPANホールディングスがCO-NECTに出資することで、この取り組みが加速する見込みです。
共同事業の背景と目的
近年、労働力不足やデジタルシフトの波が企業に新たな課題をもたらしています。特に中小企業においては、少ないリソースで業務を遂行しなければならず、アナログな受発注業務のデジタル化は急務となっています。CO-NECTは「やさしいテクノロジーで社会をアップデートする」というビジョンのもと、誰でも使いやすいBtoB受発注システムを提供し、受発注業務全般を代行するサービスを展開しています。
一方、TOPPANグループは、デジタル技術とオペレーションの力を活かし、自治体や企業向けにBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを展開しています。今回の協業では、CO-NECTのBPaaS(Business Process as a Service)ソリューションとTOPPANグループの「Hybrid-BPO®」を融合させることで、受発注業務の新しいDXソリューションを提供することを目指します。
具体的な協業内容
協業の主な取り組みは以下の通りです:
1.
受発注業務BPOサービスの開発
CO-NECTの「CO-NECTクロート」を中心に、TOPPANグループが提供するバックオフィスやコミュニケーション支援のサービスを組み合わせ、様々な業界(食品、小売、製造など)向けの受発注DXソリューションを開発します。
2.
バリューチェーンを跨いだサービスの提供
CO-NECTの利用者に対して、TOPPANグループが持つデジタルマーケティングやインサイドセールスなどのサービスを提案し、受発注プロセス全体の効率化を図ります。
未来への展望
この協業を通じて、両社は受発注業務のデジタル化に向けた強力なソリューションを迅速に提供し、企業の生産性向上に貢献することを目指します。各社の代表者はそれぞれにコメントを寄せており、協業の重要性と期待される成果について明言しています。
- - CO-NECT代表取締役 田口 雄介氏:この提携を通じて、受発注DXのサービスがさらに拡大し、日本の生産性を向上させることができると確信しています。
- - TOPPANホールディングス ビジネスイノベーションセンター長 朝田 大氏:シナジーを生み出し、社会課題の解決に貢献したいと考えています。
- - TBネクストコミュニケーションズ代表取締役社長 長谷川 元洋氏:バリューチェーン全体を強化し、業務効率向上に寄与するソリューションを開発していきます。
会社概要
各社の詳細は以下の通りです:
1.
CO-NECT株式会社
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所在地:東京都千代田区神田錦町二丁目2番地1 KANDASQUARE Wework内
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代表取締役:田口 雄介
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事業内容:BtoB受発注システム「CO-NECT」運営
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URL:
CO-NECT公式サイト
2.
TOPPANホールディングス株式会社
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所在地:東京都文京区水道1-3-3
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代表取締役:麿 秀晴
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事業内容:情報コミュニケーション事業等の展開
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URL:
TOPPAN公式サイト
3.
株式会社TBネクストコミュニケーションズ
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所在地:東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 26F
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代表取締役:長谷川 元洋
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事業内容:アウトソーシングサービス等の提供
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URL:
TBネクストコミュニケーションズ公式サイト
この協業によって、受発注業務のデジタルシフトが進むことが期待されており、多くの企業にとって新たな成長の機会となるでしょう。