アルマデグループの第17期経営計画の概要
福岡市に本社を構える総合不動産業のアルマデグループは、創業以来の成長を経て、第17期の経営計画を発表しました。2009年の設立から今まで、不動産売買や管理、民泊、建築企画に至るまで幅広い事業を展開してきた同グループは、今後の展望や施策について社員や金融機関の関係者に向けてプレゼンテーションを行いました。この計画の中心には、「シェアドリーダーシップ」という新しい働き方が据えられています。
成長の軌跡
アルマデグループは前期、6年連続での増収増益を達成。特に民泊事業部門が大きな成長を遂げ、管理物件数は前期比で約2倍の増加を見せました。また、新卒社員の定着率も100%を維持しており、魅力ある職場環境が好評です。
第17期の重点施策
今回発表された経営計画では、以下の5つの柱が基本方針として定められています。
1.
民泊事業の強化:管理物件数を前期比の約1.5倍に拡大し、専用の管理部門と営業部門を新設することを決定。顧客ニーズに迅速に応える体制を整える方針です。
2.
DX化の深化:外部のDXコンサルタントの指導のもと、AIツールやRPAの導入を推進。これにより、業務処理の効率化を図ります。また、新たにリモートワークチームを設立し、専門スキルを持つ人材の確保を目指します。
3.
新たなビジネスモデル:経理・総務部に家賃保証部門を新設することで、賃貸管理部門の収益性を向上させる狙いがあります。
4.
人材採用と育成の強化:新卒採用を継続しつつ、中途採用にも力を入れる方針です。また、社員がより活躍できる環境を整えるため、独自のチーム制度とメンター制度を導入していきます。
5.
海外事業への展開:アジア市場におけるマーケティング調査を進め、タイやベトナムでの拠点設立も視野に入れています。
シェアドリーダーシップの実現
グループ代表の本田幸一郎氏は、「シェアドリーダーシップ」の重要性を語り、全社員が各自の強みを生かしながら主体的に行動することで、さらなる成長が可能であると強調しました。この考えは、アルマデグループが持つ社会的責任を強化する要素ともいえます。
地域との共生を目指して
アルマデグループは、地域の暮らしを豊かにするため「舞台のような街づくり」を掲げています。福岡を拠点にしつつ、アジア市場への運営展開も進め、新たな価値の創造を目指すとしています。
グループ概要
- - 設立:2009年4月1日
- - 所在地:福岡市博多区御供所町 12-1 JCI御供所ビル2F
- - 従業員数:19人
- - 代表者:本田幸一郎
- - 事業内容:不動産の売買、仲介、建築企画、民泊運営など
公式サイトとSNSを通じて最新情報を発信していく予定です。グループとしての目標実現に向けた活動に注目が集まります。