環境にも配慮した新しい調理器具、サーモスの「セラプロテクトシリーズ」
サーモス株式会社は、信頼性の高い魔法びんを製造する企業として知られており、長い歴史の中で数々の革新をもたらしてきました。2025年8月21日、同社から新たに「セラプロテクトシリーズ」が発売され、本製品はフライパンだけでなく、マルチパンや玉子焼き用のフライパンもラインアップされています。今回の新シリーズは、製品の性能だけでなく、デザインにおいても多くの工夫が施されています。
新技術とデザインの融合
「セラプロテクトシリーズ フライパン(KFOシリーズ)」の最大の特徴は、セラミックコーティング「セラプロテクトコート」を採用している点です。このコーティングは、耐傷性に優れ、高い硬度を誇り、長持ちするため、煮物や焼物など幅広い料理に対応できます。特に、フライパンの内面は白色で、食材の色合いが一目瞭然。焼き加減や味付けを確かめるのが容易になります。
外見においても、ナチュラルベージュという温かみのある色を選ぶことで、家庭のキッチンに自然に溶け込むデザインとなっています。ハンドルは木目調で、持った時の感触にも優しさを感じられます。
また、リベットレス仕様を採用しているため、洗浄時にも汚れが溜まりにくく、手入れが簡単です。さらに、ダイキャスト製法によって軽量化が実現され、使いやすさも向上しています。この技術により、部品の高品質化と同時に軽量化も達成できたのです。
開発の背景と顧客の声
新シリーズの開発にあたっては、既存製品「デュラブルシリーズ」から寄せられる顧客のフィードバックが重要な役割を果たしています。具体的には、軽量化ややさしいカラーデザインを希望する声が多く寄せられました。その要望に応える形で、サーモスは初めてダイキャスト製法を用いることで、精巧かつ高強度な製品の開発に成功したのです。
製品ラインアップ
この新シリーズには、以下のラインアップが含まれています。
- - フライパン KFO(KFO-020, KFO-024, KFO-026, KFO-028)
- - マルチパン KFO(KFO-026W, KFO-028W)
- - 玉子焼きフライパン KFO(KFO-013E)
いずれの製品も、サーモスが提案するそこには、機能的でありながら、日常の料理を彩ってくれるデザインが施されています。
魔法びんのパイオニアとしての誇り
サーモスは1904年にドイツで設立され、以来魔法びんのパイオニアとしての地位を確立しています。1978年には、日本の技術を用いて世界初の「高真空ステンレス製魔法びん」を開発。その伝統と革新性を引き継ぐ今シリーズでは、ユーザーにとっての利便性や美しさを追求しています。
最新の「セラプロテクトシリーズ」は、ただの調理器具ではなく、料理を楽しむための一助ともなる製品です。これからの季節、家庭での料理の時間がより楽しく、快適になることでしょう。さあ、この新たなシリーズを使って、あなたの料理ライフをさらに豊かにしてみませんか?