警備業界での画期的なシステム連携が始動
警備業界が抱える課題をより効率的に解決するため、株式会社strayaと株式会社ビジコン・ジャパンは、バックオフィスシステム「警備Pro」と、クラウド管制システム「KUMOCAN」の連携を発表しました。これにより、業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進し、現場作業と人事管理、経営業務をシームレスに結ぶ新しい仕組みを提供します。
背景と必要性
警備業界は、急速なデジタル化が求められる一方で、企業ごとに異なる運用の実態や法令への対応が難しい状況です。「一元管理型」というアプローチでは、すべての業務を一つのシステムで管理しようとすると、かえって実現が難しくなることもあります。そこで、strayaとビジコン・ジャパンはそれぞれの強みを持ち寄り、連携することでオープンかつ実効性のあるDXを実現することを目指しました。
システム連携の具体的な内容
この新たな連携の中で、KUMOCANは管制業務の効率化とAIを使用した人材関連の課題解決、具体的には離職抑制やAI自動配置、タレントマネジメントを担当します。一方、警備Proは請求処理、給与計算、年末調整といったバックオフィス業務に特化。両社のシステムが統合されることで、現場のデータがリアルタイムで経営に反映され、より迅速な意思決定が可能になります。
2社の役割と期待される効果
この連携のメリットは、既存ユーザーにとってスムーズな移行を実現することにあります。すでに警備Proを利用中の企業は、大規模なシステム入れ替えをしなくても効果的に管制業務のDXを導入でき、新規ユーザーにとっては、初めからバランスの取れたシステムを構築できるチャンスとなります。さらには、業界全体に対し、他社では実現が難しい高度な機能を、両社の専門性を活かして迅速に提供することも期待されています。
業界の反響と今後の展望
両社の代表は、この連携の意義を強調しました。ビジコン・ジャパンの福田副社長は、業界の急速な変化を受けて、専門性を持った連携の重要性を語りました。strayaの渡辺CEOは、新たな価値を警備業界に提供できることを嬉しく思うと同時に、現場で働く警備員の職場環境の向上にも寄与することを目指しています。
今後、両社は2026年3月に共同ウェビナーを開催し、顧客基盤を通じて実際の導入案件やDXの進め方について発信する予定です。警備業界における「現場と経営を分断しないDX」の実現を通じて、両社は引き続き業界発展への貢献を果たしていく意向です。
まとめ
このシステム連携は、警備業界における新たなスタンダードとなりつつあります。労働環境の改善や業務効率化への期待が高まる中で、両社の取り組みは重要な一歩となるでしょう。さらなる展開に注目です。