特許取得!「クラウド管理寺務台帳」が寺院運営を支援する最新システム
せいざん株式会社が開発した「クラウド管理寺務台帳」(特許第7282407号)が、寺院と檀信徒、一般生活者との円滑なコミュニケーションを実現するために特許を取得しました。このシステムは、管理内容を単なる名簿管理にとどまらず、檀信徒の状況や要望、地域の課題の把握を可能にし、寺院運営の質を向上させることを目的としています。
寺院支援の必要性
日本の寺院では、従来の紙やダウンロード型ソフトでの顧客管理が中心でした。しかし、そのような単純な管理方式では、檀信徒との関係が薄れ、寺院運営に影響を及ぼすことが問題視されています。さらに、多くの寺院は少数のスタッフで運営されており、管理業務の効率化が難しいのが現状です。このような課題を解決するために、せいざん株式会社は新たな管理システムを開発しました。
クラウド管理寺務台帳の特徴
1.
実際の運営経験を活かした開発
せいざん株式会社は寺院内で実際に運営支援を行い、その経験から必要とされるシステムを開発しています。これにより、「タイプの異なるニーズに応える細やかなシステム」と評価されています。
2.
月額費用内で全てのサービスが含まれる
新機能の追加やバックアップ、サポートが月額費用内に含まれているため、寺院の負担を軽減しやすくしています。
3.
寺院の要望に基づく機能改善
100以上の機能が運用中に追加・改善されており、ユーザーからのフィードバックを反映しています。これにより、日々進化し続けるシステムとなっています。
4.
檀信徒カルテ機能の搭載
檀信徒に関する詳細な情報を記録する「檀信徒カルテ」を搭載しています。この機能により、顧客の供養履歴や交流内容を記録し、より深い関係の構築に寄与します。
5.
未会員から管理が可能
未会員や縁のある方々との情報も記録できるため、地域貢献事業を行う寺院にとって重要な機能となっています。
せいざん株式会社の目指すもの
せいざん株式会社の池邊氏によると、クラウド管理寺務台帳は「檀信徒との関係構築を促進し、『ありがとう』と言われるお寺を創出すること」を目的に開発されたとのことです。多くの寺院の課題を理解し、その解決策として生まれたこのツールは、今後益々の利用拡大が期待されます。
会社概要
- - 会社名: せいざん株式会社
- - 所在地: 東京都港区北青山2-12-9
- - 代表者: 岩田貴智
- - URL: せいざん株式会社
- - 事業内容: 寺院活動支援と供養の相談を通じて、仏教文化の継承と発展を目指しています。
このように、「クラウド管理寺務台帳」は寺院と檀信徒を結ぶ新たな架け橋として注目を集めており、今後さらなる展開が期待されます。