IWSC2025での栄誉
2025年、ロンドンで開催されたインターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション(IWSC)において、鹿児島に本社を持つ本坊酒造が製造する本格焼酎と梅酒が見事金賞を受賞しました。受賞したのは『屋久島 大自然林 芋』『屋久島 大自然林 麦』『RYUKYO UMESHU KOMAGATAKE BARREL AGED』の3銘柄。これにより、世界的にその品質が認められることとなりました。
受賞銘柄の詳細
1. 屋久島 大自然林 芋
この本格焼酎は、95点という高得点で金賞を獲得しました。香りの特徴としては、松葉のアロマが挙げられ、土の持つ自然な香りとリンゴ、ライチの微妙な香りが絶妙に混ざり合います。口に含むとフルボディな豊かさが広がり、余韻には甘みのあるトロピカルなニュアンスが感じられます。さらに、バナナの香りが加わることで、心地よい丸みのある味わいへと導かれます。
この焼酎はさつま芋と米麹を原料としており、アルコール分は25%です。容量1800mlの価格は3,326円(税込)、720mlは1,663円(税込)で、特約店限定の商品となっています。
2. 屋久島 大自然林 麦
同じく95点で金賞に輝いたこの麦焼酎は、椎茸のような土っぽい香りとナッツのニュアンスが絡み合い、非常に sofisticadoな味わいを生み出します。口にすると、ダークフルーツやペッパーの風味が広がり、長い余韻が楽しめる点が特徴です。
こちらは麦と麦麹が使用され、アルコール分は25%です。価格は1800mlで3,291円(税込)、720mlは1,640円(税込)で、こちらも特約店限定です。
3. RYUKYO UMESHU KOMAGATAKE BARREL AGED
金賞を獲得した梅酒は、95点という評価を受け、特に香りの豊かさが際立っています。桃の香りをベースに、熟成したプラムや微かな植物由来の香りが加わり、非常に芳醇です。口に入れるとウイスキーのニュアンスが感じられ、トロピカルなパイナップルの風味が広がります。
梅実とブランデー、ウイスキー、糖類が原料となり、アルコール分は25%。500mlで3,300円(税込)で販売されています。
IWSCについて
インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション(IWSC)は、1969年に創設された世界最大級のアルコール飲料の専門競技会です。毎年世界中から集まった著名な審査員による厳しいブラインドテイスティングが行われ、製品は「産地」「種類」「スタイル」「ヴィンテージ」などさまざまなカテゴリーに分かれ、金、銀、銅賞が授与されます。
このような大会での受賞は、製品の品質を証明するだけでなく、消費者にとっても信頼できる選択肢となります。本坊酒造が獲得した金賞は、地元の誇りであり、今後ますます注目が集まること間違いありません。
まとめ
本坊酒造の本格焼酎と梅酒が金賞を受賞したというニュースは、日本の酒文化や地方の魅力を広める素晴らしい機会です。これを機に、多くの人々にそのおいしさと独自の特徴を体験してもらいたいものです。