京都シェアサイクル始動
2023-11-10 10:00:03

ドコモ・バイクシェアとClew、京都でシェアサイクルサービス開始!地域活性化に貢献

ドコモ・バイクシェアとClew、京都でシェアサイクルサービス開始



ドコモ・バイクシェア株式会社と株式会社Clewは、11月11日より京都市において電動アシスト自転車を用いたシェアサイクルサービスを開始しました。このサービスは、両社の業務提携によるもので、京都市の地域活性化に大きく貢献すると期待されています。

京都という街とシェアサイクル



年間5000万人の観光客が訪れる京都市は、高い観光需要と、学生人口の多さ、コンパクトな街並みといった特徴を持っています。一方で、人口減少や財政問題、観光客増加による課題(オーバーツーリズム)なども抱えています。自転車は京都の移動手段として非常にポピュラーですが、学生の卒業による自転車の廃棄問題なども課題となっています。

このシェアサイクルサービスは、これらの課題解決の一助となることが期待されています。利用者の増加は、公共交通機関の補完となり、交通渋滞の緩和に繋がる可能性があります。また、自転車のシェアリングは、環境問題への配慮にも繋がり、持続可能な社会の実現に貢献すると考えられます。

サービス概要



サービス名は「Clew(クルー)」で、開始当初は200台の電動アシスト自転車と38カ所のポートでサービスを提供します。料金プランは、短期利用プラン、月額プラン、観光向けのプランなど、多様なニーズに対応できるよう用意されています。利用方法は、専用アプリをダウンロードして登録するシンプルなシステムです。ドコモのアカウントを利用することも可能です。

Clew社は、京都市で約250カ所のポートを展開する実績があり、そのノウハウを活かしたサービス提供が期待されます。ドコモ・バイクシェア社は、全国各地でシェアサイクル事業を展開しており、その経験と技術が京都でのサービス成功に大きく寄与すると見込まれます。

今後の展望



両社は、サービス開始後も、自転車台数の増加やポート数の拡大を計画しています。観光名所へのポート設置なども検討されており、観光客の利便性向上にも繋がると期待されています。

さらに、地域企業との連携も強化し、より多くの場所にポートを設置することで、より多くの市民や観光客が利用できる環境を整備していくとしています。単なる移動手段だけでなく、「人とまち」「人とお店」「人と環境」「人とひと」を繋ぐプラットフォームを目指し、地域社会に貢献していくことを目指しています。Clew社は、シェアサイクルにとどまらず、様々なシェアモビリティサービスの提供も視野に入れ、地域社会のニーズに応えていく構えを見せています。

このサービスは、京都市の街づくり、そして日本の持続可能な社会の実現に貢献する、新たな試みとなるでしょう。今後、このサービスがどのように発展していくのか、注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社ドコモ・バイクシェア
住所
東京都港区虎ノ門3-8-8NTT虎ノ門ビル6F
電話番号

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