佐々町の共助モデル
2017-03-08 15:00:07

長崎・佐々町が提唱する新たな自治体と企業の共助モデルとは

佐々町生涯活躍のまちシンポジウムが開催



長崎県佐々町は、地域交流センターの落成を記念して「佐々町生涯活躍のまちシンポジウム」を開催します。このシンポジウムでは、共助の仕組みを通じた新たな自立モデルの提案が行われます。佐々町は長崎県北部に位置し、周囲は佐世保市に囲まれ、美しい自然環境や都市機能が調和した魅力的な地域です。

佐々町の歴史と発展



佐々町は古くから発展を続けてきた地域であり、特に明治22年の合併以降、その勢いに拍車がかかりました。炭鉱全盛期には人口が2倍に増え、昭和16年に町制を施行しました。しかし、近年は全国的に人口減少が進む中、独自の取り組みで住民が増加している数少ない町として注目を集めています。

生涯活躍のまちモデル



佐々町の生涯活躍のまちモデルの中心は、約1万3,000人の住民と地域のシンボル「佐々川」です。この川は地域の愛着と郷愁の象徴であり、学びの場としての活用が期待されています。シンポジウムでは、これらの要素を通じて町の活力を発信することを目指します。

シンポジウムの詳細



シンポジウムは、3月18日(土)から19日(日)にかけて行われ、佐々町地域交流センターで開催されます。両日は、自治体と企業の共存や、移住・定住の推進についての講演が行われ、多彩なパネラーが登壇します。特に、基調講演を行うのは長崎県立大学の吉居秀樹教授で、地域の将来に関する示唆に富んだ話が期待されます。

講演者とフォーラム



シンポジウムの講演者は、アリアケジャパンの岩城勝利氏や、慶応義塾大学名誉教授の岸由二氏など、各分野の専門家が集結します。また、環境に関するフォーラムや歴史に関する討論も予定されており、地域の未来を考える貴重な機会となります。現地の専門家や住民が参加し、地域の活性化について意見を交わす場となるでしょう。

町が企画するこのシンポジウムは、単に講演を聞くだけでなく、参加者同士の交流を促進し、地域の未来を共に作り上げていくための重要なイベントです。ぜひ、多くの方に参加していただき、佐々町の魅力を体感しながら、新たな視点を得る機会を持ってほしいと思います。

公式ウェブサイト(佐々町ホームページ)でも詳細が紹介されています。興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。

まとめ



佐々町が提案する「生涯活躍のまち」モデルは、地域の共助による自立を促進し、住民の安心と活力を生むための新しい取り組みです。このシンポジウムを通じて、地域の未来に関する様々なアイデアと実績を共有し、共に考える機会を作ることが期待されています。

会社情報

会社名
長崎県佐々町
住所
長崎県北松浦郡佐々町本田原免168-2
電話番号

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