フルリモート時代の営業手法：オンライン研修でつかむ成功の鍵

営業という職種は、企業の成長に欠かせない重要な役割を果たしています。しかしその一方で、「つらい」「やりたくない」と感じられることも少なくありません。そこで、「営業の悩みを0にする」を使命とする株式会社営業ハックは、オンライン社内研修を実施し、営業メンバーに新たなノウハウを提供しました。

研修の目的と背景

営業ハックは、お客様が求める成果を提供できるよう日々社内の営業ノウハウを向上させています。特に、営業において「相手に伝わる依頼」「聞いてもらいやすい依頼」をすることは、成功のための鍵です。今回の研修は、社員がこのスキルを習得できるように設計されました。

研修内容の概要

今回の研修では、インサイドセールス業務を行う部門を対象に、相手に依頼する際のポイントについて学びました。テーマは「ゴリ押しにならず相手に依頼をするためのもう一押しの仕方」。

研修では、講師の笹田裕嗣が前置きの後、ペアを組みワークを行いました。このワークでは「今自分が一番食べたいものを一緒に食べようと相手におすすめする」という課題が設けられ、相手役はその依頼をお断りします。おすすめする側は、何度も、異なる理由を付け加えながら相手を説得しなければなりません。

この活動の中心にある考え方は、依頼する際に重要となる「なぜお願いしているのか」という理由付けです。同じ理由の繰り返しでは、相手は心が動きません。したがって、様々な理由を持っておくことが重要です。これに関連して、営業ハックではテレアポ業務の際にも多様な理由のトークスクリプトを準備し、柔軟にお客様に対応できるようにしています。

常に改善を意識したフィードバック

手法だけでなく、お断りに対する返答の仕方も台本として用意されており、そのフィードバックには即座に改善策を講じる仕組みが整っています。このようなトークの活用を進めることで、社員たちには早期の課題発見を促す体制が整えられています。研修終了後、インサイドセールスチームのメンバーは「うまく行かない時はすぐに声を上げてほしい」とのメッセージを受け取ったことで、安心して営業活動が行えるようになりました。