動物虐待事件の現場で異宗派の僧侶が合同供養!
特殊清掃を専門とする関西クリーンサービスと、お笑い芸人であり天台宗僧侶の千原せいじ氏が、大阪府寝屋川市で発生したペット繁殖による動物虐待事件の現場で合同供養を実施しました。
この事件は2023年に全国ニュースで大きく報道され、世間を震撼させました。劣悪な飼育環境下で多くの犬が苦しみ、適切な治療も施されずに亡くなっていたことが発覚。動物愛護団体からの告発により、過去には数十匹の犬が死亡していたことも明らかになりました。
関西クリーンサービスの代表取締役であり、真言宗の僧侶でもある亀澤範行氏は、自身も愛犬家であることから、この事件現場の特殊清掃を依頼された際に、動物供養を行うことを決意しました。
そこに、動物供養を専門とする天台宗僧侶の千原せいじ氏が賛同し、宗派を超えて合同供養が実現しました。
動物たちへの思いを込めた異宗派の供養
亀澤氏と千原氏は、活動分野や宗派は異なりますが、動物たちへの深い思いを共有し、共同で供養を行うに至りました。
供養には、真言宗と天台宗の僧侶5名が参加し、動物供養の読経が執り行われました。現場には、花やペットフードが供えられ、動物たちの安らかな冥福を祈る気持ちが溢れていました。
供養の様子は動画で公開
この合同供養の様子は、関西クリーンサービスのYouTubeチャンネルで動画として公開されています。動画では、事件現場のその後が映し出され、視聴者にこの問題に目を向けてほしいという願いが込められています。
社会問題への取り組み
関西クリーンサービスは、遺品整理や特殊清掃を通じて、社会問題に積極的に取り組んでいます。今回の合同供養もその一環であり、動画公開を通して視聴者と現代社会の課題を共有し、解決策を探るための架け橋となることを目指しています。
千原せいじ氏と亀澤範行氏について
千原せいじ氏は、お笑いコンビ「千原兄弟」の兄としてテレビ番組や舞台などで活躍する一方、2024年から天台宗僧侶としても活動を始めています。自身のYouTubeチャンネル「せいじんトコ」では、動物供養を通じて社会貢献を目指しています。
亀澤範行氏は、2006年から関西クリーンサービスを運営し、遺品整理や特殊清掃の現場に携わってきました。2021年には真言宗の僧侶となり、お客様の心の安らぎを願い、供養の重要性を認識しています。
関西クリーンサービスについて
関西クリーンサービスは、特殊清掃、遺品整理、ゴミ屋敷片付けを専門とする企業です。これまで、多くの故人の住まいを清掃・整理し、孤独死などの社会問題への理解を深めてきました。
YouTubeチャンネルでは、遺品整理や特殊清掃の様子を公開し、視聴者に現代社会が抱える課題を提起することで、自身の未来や身近な人の未来を考えるきっかけとなることを目指しています。
お問い合わせ
関西クリーンサービスでは、遺品整理や特殊清掃に関するお問い合わせ、お見積りのご依頼を、電話、お問い合わせフォーム、メール、公式LINEから受け付けています。