チューリング、VLAモデルで自動運転
2026-03-26 12:28:55

チューリングが国内初!VLAモデルによる公道自動運転を実現

チューリングが公道での自動運転を実現



チューリング株式会社(東京都大田区、代表取締役:山本 一成)が、国内初の試みとしてVLA(Vision-Language-Action)モデルを用いた公道におけるリアルタイム自動運転制御を実現しました。この技術革新は、経済産業省/NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が支援する「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業の一環で発表されています。

VLAモデルとは



VLAモデルは、視覚情報をカメラから取得し、言語による状況理解を統合することで運転行動を予測する重要な役割を果たします。従来のEnd-to-End自動運転モデルとの大きな違いは、言語モデルを基盤とした意思決定のアプローチを採用している点です。これにより、より高精度でのリアルタイム制御が可能になります。

チューリングは約20億パラメータから成るVLAモデルを独自に構築し、公道での自動運転制御に最適化しました。この技術により、10Hz(毎秒10回)のリアルタイム推論を実現し、安定した自動運転性能を確認しています。この成果は、完全自動運転に向けた大きな一歩となります。

新たなデータセットとツールの公開



同社は、このプロジェクトに伴い、因果推論データセット「RACER」と画像トークナイザ「DriveTiTok」を公開しました。「RACER」は、運転判断の根拠を因果構造に基づいて記述したもので、AIの運転操作判断の質を高めるために設計されています。Hugging Faceにおいて一部を「RACER-Mini」として公開しました。

「DriveTiTok」は運転シーンの映像を圧縮するためのツールで、視覚情報を効率よく保持しながら運転判断に必要なデータを保持します。

自動運転の未来を見据えて



チューリングは、2023年から言語モデルを基盤とした自動運転技術に焦点をあててきました。今回の成果もその大きな流れの一部と位置付けられており、今後も国産のフィジカルAIの実現を目指し、研究開発と社会実装に取り組んでいくことでしょう。

この新しい技術、VLAモデルは、完全自動運転の実現に向けた希望の光となると同時に、業界全体の革新を促進することが期待されています。自動運転技術が普及すれば、交通の安全性が向上し、よりスムーズな移動が可能になる未来が見えてきます。

会社情報と今後の展開



チューリング株式会社は、完全自動運転の開発に特化したスタートアップで、環境認識から経路計画、運転制御までを一つのAIで行うE2E自動運転システムを開発中です。会社設立は2021年8月で、東京都大田区に拠点を置いています。代表者は山本 一成氏で、最新技術を駆使した自動運転の実現を目指しています。

今後も自動運転市場において先駆者となることを目指し、チューリングはさらなる技術革新を推進していくでしょう。


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会社情報

会社名
Turing株式会社
住所
東京都品川区大崎1丁目11−2 ゲートシティ大崎 イーストタワー4階
電話番号

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