アビタス卒業生の年収実態、USCPAでキャリアアップの現状とは

アビタス卒業生の年収実態とUSCPAの影響

USCPA取得者の経済的メリット

アビタスが実施した調査によれば、2021年にU.S.CPA（米国公認会計士）資格に合格した卒業生の約60.5%が年収1,000万円以上を実現しています。この結果は、同資格取得がキャリアに与える影響の大きさを示しています。調査では、71.1%がUSCPA取得後に年収が上昇したと回答しており、ビジネスの現場での成功を収めている卒業生が多数存在することが明らかとなりました。

年収の分布とその実態

調査結果から、1,000万円〜1,200万円以下の層に最も多くの卒業生（30.2%）が該当し、さらに1,400万円以上の年収を得る人も20.9%にのぼるとのこと。また、全体の約76.7%が年収1,000万円以上であり、これは日本の平均年収（461万円）と比較しても顕著に高い数字です。年収の分布は、「800万円〜1,000万円」（16.3%）や「600万円〜800万円」（11.6%）も含まれていますが、800万円以下の層は全体で23.2%とわずかです。

USCPA資格が年収に与える影響

USCPA取得が年収にどの程度影響を与えたかについては、40%が「影響した」と回答しています。また、31.1%は「多少影響した」とし、両者を合わせると71.1%がこの資格に経済的なメリットを感じています。一方、「影響なし」との回答も28.9%存在し、個々の経歴や業務内容により差異があることも浮かび上がりました。

年収増加の実績

USCPA取得後のプラスの影響についても注目です。7割以上の卒業生が年収増加を経験しており、そのうちの24.4%は300万円以上のアップを達成しています。しかし、28.9%は取得後も年収が変わらなかったとも述べており、資格取得に伴う年収上昇が必ずしも全員に当てはまるわけではないことも示されています。

キャリア変化の実感

USCPA取得後のキャリア変化については、多くの卒業生がポジティブな成果を得ています。最も多い回答は「年収が上がった」で、24.1%の人が挙げ、次いで「社内での評価が上がった」のが20.5%であり、これは資格がキャリア成長に貢献していることを示しています。また、約35%の卒業生が転職に成功したという結果も、USCPA取得が強力な武器となることを証明しています。

アビタスとUSCPAの意義

アビタスの代表者、宇坂純氏は、「多くの方がUSCPAを取得後に年収アップを実現し、80%以上が自己のキャリアにもプラスの効果を感じている」と強調しています。その中には、未経験から監査法人へ転職した人や、海外駐在を果たしたケースもあり、USCPA取得は新たなキャリアの扉を開く鍵となっているようです。さらに、現代のビジネス環境に即した専門知識を提供することで、受講者の成長を応援しています。