ANAP、メタバースファッション進化
2022-03-30 17:40:54
ANAP、1,000万点以上のファッションアイテムデータをオープンソース化!メタバースファッションの進化を加速
株式会社ANAPは、これまで企画・制作・販売してきた1,000万点以上のファッションアイテムの画像・採寸データをオープンソースデータとして公開することを発表しました。このデータ公開は、メタバースファッション・ウェアラブルアイテムの流通拡大を支援し、世界中のクリエイターや開発者がより簡単にメタバースアイテムを制作できる環境を提供することを目的としています。
公開されるデータは、ANAPが保有する1,000万点以上のアイテムに関する撮影画像・採寸データなどです。これらのデータは、GitHubにて順次公開され、世界中のWeb3プロジェクトで必要となるファッションウェアラブル作成時に、パーミッションレスで活用できます。
ANAPは、データ公開と同時に、Discord上で公式コミュニティを設立し、データソースの扱いなどをサポートします。Discordは、Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Webブラウザで動作する、インスタントメッセージ、ビデオ通話、音声通話、VoIPのフリーウェアです。
このオープンソースデータの公開は、メタバース領域におけるファッション・ウェアラブルアイテムの制作と流通を大規模で加速させることを目的としています。利用シーンとしては、3Dモデリングを得意とするクリエイターが、リアルのファッションメジャメントデータを参考にメタバース向けのウェアラブルアイテムを作成・公開したり、海外在住のクリエイターが日本のファッショントレンドを参考にメタバース専門のアパレルブランドを作ったり、ファッション業界の知識が乏しいプログラマーがファッションメジャメントデータを参考にNFTアイテムを作り、マーケットプレイスに出品したりすることが挙げられます。
ANAPは、このオープンソース化を通じて、確実に訪れるであろうメタバースファッション時代の到来を加速させることに貢献していきます。
さらに、ANAPは先日サービス開始した「APPARELED Meta connect by ANAP」というサービスを提供しており、このサービスを通じてウェアラブルアイテム作成のサポートを利用できます。このサービスでは、アイテム作成だけでなく、ERC721等に準拠した形で作成したアイテムをNFT化し、マーケットプレイスを利用した販売にも活用できます。
メタバースの市場規模は非常に大きく、Emergen Researchによると、2020年の市場規模は476.9億ドル(日本円換算:約5兆9000億円)にのぼると試算しており、2028年に8,289億ドル(日本円換算:約10兆2000億円)規模に成長する見込みです。また、メタバースの最終用途の見通しをファッション、メディア&エンターテイメント分野が最も有力であるとしています。
ANAPは、オープンソースデータの公開やウェアラブルアイテム作成サポートサービスを通じて、メタバースファッション分野の発展に貢献していくことを目指しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社ANAP
- 住所
- 東京都港区南青山4-20-19
- 電話番号
-
03-5772-2717