高知県立伊野商業高等学校におしんドリームがドローンスクールを開校
2026年8月23日、高知県立伊野商業高等学校に「おしんドローンスクール高知校」が開校し、地域活性化への期待が高まっています。このスクールは、株式会社おしんドリームと同校が結んだ連携協定に基づいて設立されました。全国でも珍しい、現役の商業高校内でのドローン国家資格取得スクールという新しい形態で、地域の教育や人材育成に寄与することを目的としています。
開校の背景
近年、商業高校は生徒募集の難しさから新たな学びのかたちを模索している中、伊野商業高等学校では既にドローン技術を用いた屋内ショーの授業を行っていました。この授業をさらに発展させるために、国土交通省登録講習機関であるおしんドリームとの連携が始まりました。双方の協議を経て、最終的に同校の体育館をドローンスクールの場とすることが決まりました。
取り組みの内容
「おしんドローンスクール高知校」は、伊野商業高校の体育館を講習の場として使用し、無人航空機操縦士(二等)などの国家資格取得を支援します。受講対象者は生徒に限定されず、教員や地域住民も参加できる仕組みです。連携協定では、商業教育に加えて防災・災害対応人材の育成や観光コンテンツの開発も視野に入れています。
特徴
1.
現役高校での新しい試み
全国的には廃校や旧校舎を活用したドローンスクールが多い中で、現役校において民間企業が設立するスクールは極めて珍しいケースです。
2.
資格取得支援を超えた教育
ドローン資格の取得に留まらず、地域の課題を解決するための人材育成にも力を入れています。
3.
地域人材育成を先導
教員や地域住民が共に学び、地域を支える力を育てるための仕組みづくりを目指しています。
4.
産学官連携の強化
ドローン操縦技術の習得に加えて、防災や観光に関するビジネスモデルの構築にも取り組みます。
開校式の様子
高知県立伊野商業高等学校の体育館で行われた開校式には、多くの関係者が集まりました。佐藤華子社長は、伊野商業高校の校長である山岡晶氏の意義を強調し、全国の商業高校にとっての新しい希望の象徴と捉えています。生徒たちが最先端の技術を学ぶ場が提供されることに期待が寄せられました。
今後の展望
「おしんドローンスクール高知校」では、月に1〜2回の頻度で講習が行われる予定です。特に開校を記念したキャンペーンでは、初学者向けの講習が割引される特典も用意されています。今後は、連携協定に基づく様々な取り組みをいの町と共に進め、地域に根ざした人材育成を推進していくことが求められています。
開校後の動き
開校式に続いて、既に教員向けの講習が実施され、伊野商業高等学校の教員たちが最新のドローン技術を学ぶ機会を得ました。その中でも、特に女性の参加率が高く、今後の女性パイロットの活躍が期待されることが注目されています。
高知県立伊野商業高等学校と株式会社おしんドリームの連携によるこの取り組みが、地域だけでなく全国にも広がり、多くの人に影響を与えることが期待されます。地域の若者たちが新しい技術を駆使し、未来を切り開く手助けとなることでしょう。