プロトタイピング支援プログラム「FFF Tokyo」始動
2023年、東京都を拠点にした新しい創業支援プログラム「FFF Tokyo」が始まりました。このプログラムは、特にプロトタイピングに特化しており、参加者がアイデアを試作から事業化へと進める過程をサポートしています。新たに発表されたメンター陣には、各分野で豊富な経験を有する専門家が揃い、参加者に対して多角的な支援を行います。具体的には、試作制作と事業構築という二つの領域で、メンタリングが行われ、参加者は両方のステージを行き来しながらプロトタイピングを進めることができます。
第一弾メンターの紹介
今回発表されたメンターは合計7名で、以下の通り多彩なバックグラウンドを持つ専門家たちです。
試作制作系メンター
プロダクトデザイナーであり、トイデザイナーとして知られるを代表する株式会社ICOMAの社長です。トランスフォーマーの海外事業やIot家電製品の開発にも関わり、豊富な実績を持つ。
プロダクトデザイナーとして確かな腕を持つ。500以上の腕時計デザインを手掛け、自社ブランド「FACTRON」を展開している。
Javasparrow株式会社の代表として、IoTハードウェアのデザインから開発まで多数のプロジェクトを経験。パナソニックやCerevoでの経験を活かしている。
- - 田渕 寛之(Hiroyuki Tabuchi)
CMFデザイナーとして、バイクや自動車のデザインに関わり、ICOMAでの電動バイクプロジェクトにも参加。
事業構築系メンター
- - 梶谷 拓生(Takusei Kajitani)
DESIGNARTのメンターも務めるデザイナーで、様々な遊戯的なデザインを手掛ける。
- - 荒川 公良(Kimiyoshi Arakawa)
不動産や内装材に精通し、株式会社TOOLBOXを立ち上げた経験を持つ。
KnotJapanとして商品開発やブランディングを行い、実際の市場とつながる活動を展開している。
メンター陣は今後も増える予定で、次回の発表が待たれるところです。各分野の専門家が参加者をサポートすることで、プロトタイピングが進むことが期待されています。
「FFF Tokyo」とは?
FFF Tokyoは、新たなものづくりやビジネスモデルの創造を目指し、東京都内で活動するデザイナーやクリエイターを支援するインキュベーションプログラムです。アイデアの試作から事業モデルの構築まで、幅広くサポートし、新規事業を創出することを目的としています。
本プログラムでは、補助金の提供や、町工場やクリエイティブ拠点との連携による試作機会を提供します。そして、その成果をデモデイや展示会で発表する場も用意されており、参加者は自らのプロトタイプを実際に市場にアピールすることができます。現在、2025年3月までプログラム参加者を募集しており、詳細は公式サイトにて確認が可能です。
まとめ
FFF Tokyoは、東京都大田区を拠点にクリエイティブな起業家たちを全力でサポートし、新しい事業の芽を生み出すことを目指しています。このプログラムに参加し、貴方のアイデアを形にしてみませんか。公式サイトを訪れて、詳細情報をチェックしてみてください。
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