クオンタムソリューションズ、JP GAMESとの業務提携におけるデモ製品完成を発表。適時開示の遅延を謝罪

クオンタムソリューションズ株式会社は7月10日、JP GAMES株式会社との業務提携で開発を進めていたゲームイメージデモ「Project JEWEL(仮称)」が完成したことを発表しました。

同社は2024年1月31日に、JP GAMESとの業務提携契約を締結し、JP GAMESが遅くとも2024年5月15日までにデモ製品を開発すること、および2024年5月15日から10営業日以内に3年間(36か月)の開発計画を作成することを発表していました。

しかし、デモ製品は当初予定していたスケジュールより遅延し、2024年7月10日に完成しました。同社は、デモ製品の完成期限であった2024年5月15日時点で、本来は適時開示すべきだったにもかかわらず、その開示を行っていませんでした。

同社は、適時開示の遅延について「当社は、デモ製品が完成に至った段階で適時開示すれば良いと考えていたため、時期を逸してしまいました。今後は、完成に至らない段階においても、各時点における状況について、その経過について適時開示してまいります。」と説明しています。

また、同社は開発計画の作成について、「デモ製品の完了が当初予定していたスケジュールより遅れたこと等から、引き続き、開発計画を作成中の段階にあり、新たな作成時期については現在未定となっております。」としています。最終製品の完成時期は、開発計画を作成した後、開発期間3年を予定しており、今後事業環境の検証を行い、数値目標等が適切かつ合理的に算出することができた段階で公表するとしています。

本件デモ製品の完成による同社の2025年2月期連結業績への影響はないとのことです。

同社は、適時開示の遅延について深くお詫びし、「当社としましては、適時かつ適切な会社情報の開示に真摯に取り組んでまいります。」と述べています。

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