東京都のスタートアップ支援に「きらぼしコンサルティング」が採択
東京都が推進する「多様な主体によるスタートアップ支援展開事業(TOKYO SUTEAM)」に、株式会社きらぼしコンサルティングが協定事業者として選ばれました。この事業は、東京都の戦略目標「未来を切り拓く10×10×10のイノベーションビジョン」に基づいており、東京でのユニコーンや起業数を増加させるためのプログラムです。
本事業の概要
本事業では、アクセラレーターやベンチャーキャピタルなど、多様なプレイヤーとの連携を図り、スタートアップの創出と成長を促進します。また、協定事業者の取り組み成果に応じて協定金の支払いが行われ、東京都のスタートアップ戦略に貢献する仕組みとなっています。これにより、東京と北欧間のスタートアップ企業の進出支援が実現し、相互交流の活性化が期待されます。
サポートの背景
これまでにも、きらぼしコンサルティングはスタートアップと企業・投資家とのネットワーキングイベントを通じ、成長を支援する活動を行ってきました。今回採択された本事業では、北欧からのスタートアップ企業と東京市場への進出支援に取り組みます。 その結果、東京-北欧間のビジネス連携を強化し、グローバルなエコシステムを構築していく方針です。
きらぼしグループの北欧への取り組み
サステナビリティ×デジタルファンドへの出資
北欧は気候変動やSDGsの観点で先進的な取り組みがなされており、多くの競争力のあるスタートアップが生まれています。きらぼし銀行はこのネットワークを活用し、2023年9月に北欧のベンチャーファンド「NordicNinja Fund II SCSp」への出資を決定しました。これにより、北欧スタートアップとの情報交換やビジネス支援をさらに強化していく考えです。
「Slush2023」への出展
2023年11月に行われる北欧最大のスタートアップイベント「Slush2023」には、東京都とともにブースを出展します。このイベントでは、北欧のスタートアップやグローバルなベンチャーキャピタルとの交流を深め、東京への企業誘致を図ります。
インキュベーション施設との連携
さらに、きらぼしコンサルティングは日本とフィンランド間でのスタートアップ企業やVCの交流を促進するため、北欧最大級のインキュベーション施設「MARIA01」との覚書を締結しました。この取り組みにより、両国のスタートアップの相互支援が強化されることでしょう。
今後の展望
きらぼしコンサルティングは、北欧市場をビジネスモデルとして活用し、東京のスタートアップ企業が海外進出する成功例を創出することを目指します。特に、サステナビリティとデジタル分野での北欧スタートアップの進出を支援し、その成果を広げていくつもりです。これにより、企業の成長戦略を遂行し、地域社会の持続的発展にも寄与していく考えです。
企業情報
株式会社きらぼしコンサルティング
所在地: 東京都港区南青山3-10-43 きらぼし銀行内
設立: 1984年7月
代表取締役: 中野良明
事業内容: コンサルティング事業、会員サービス事業、人材事業
URL:
きらぼしコンサルティング
このように、きらぼしグループは東京と北欧の間でのスタートアップ支援を積極的に進め、地域経済の発展に力を注いでいきます。