ボルドーワインの新たな旅が始まる
近年、ボルドーワインの魅力が日本でも再注目されています。2024年に日本でプロモーション活動を開始するボルドーワイン委員会は、その活動に向けて新たなアンバサダーを迎え、更なる普及を目指しています。2025年度に向けて、フリーアナウンサーの中村江里子氏が一般消費者向けの「グランド・アンバサダー」に、三ツ星フランス料理店「ロオジエ」のソムリエ松本有佑子氏が業界関係者向けの「プロフェッショナル・アンバサダー」に就任することが発表されました。これにより、日本におけるボルドーワインの魅力がますます広がることでしょう。
中村江里子のボルドーワインへの期待
中村江里子氏は、パリに家族と共に暮らし、ワインを日常の一部として楽しんできた生活者としての視点を持っています。彼女がボルドーワインの魅力について語った映像メッセージでは、「ワインは私の生活に欠かせない存在」と、その重要性を強調しました。特に、ボルドーのワインが赤だけでなく、白やロゼ、スパークリングワインも豊富であることを紹介し、消費者たちにその多様性を伝える意気込みを示しました。
松本有佑子の新たな視点
一方、松本有佑子氏は、ボルドーの姉妹都市である福岡出身で、今年新たに三ツ星を獲得したレストラン「SÉZANNE」でソムリエとしてのキャリアをスタートしました。彼女はこれまでの経験をもとに、ボルドーワインに新しい視点を加え、若手ソムリエとして市場の変化に対応する柔軟なアプローチを持っています。今後、業界関係者へのボルドーワインの魅力をより深く掘り下げていく考えです。
2025年度のボルドーワインの顔「セレクション50ボルドー2025」
レセプションでは、2025年度にボルドーワインの新たな顔となる「セレクション50ボルドー2025」のラインナップも発表されました。222種のエントリーの中から、ブラインド・テイスティングによって50種のワインが選ばれました。これには次世代の造り手による環境に配慮したワインも含まれており、消費者に新しい体験を提供することを目的としています。
2025年度のイベントプログラム
ボルドーワイン委員会からは、2025年度に日本で予定しているイベントが発表されました。4月11日から13日の間には「ボルドーワイン エクスペリエンス@TOKYO」が開催され、ワインの試飲や購入、学びの体験が得られます。また、10月には東京、名古屋、大阪で「ボルドーワインフェア2025」を実施。さらに、定期的に「マスターセミナー2025」が行われる予定です。詳細は公式サイトで随時発表されます。
ボルドーワイン委員会の新たな活動が実を結ぶことで、日本国内でのボルドーワインの人気は一層高まることでしょう。これからの展開に注目です。