熊本県玉名市でのメタバースeスポーツイベント
2023年10月、熊本県玉名市では、メタバースを活用したeスポーツイベントが大成功を収めました。今イベントには200人以上の参加者が集まり、eスポーツを「単なる遊び」から「教育」と「地方創生」の新しい形へと昇華させる試みが行われました。
目指すは体験の場の創造
主催した株式会社モンドリアンは、Fortniteのプラットフォーム上に玉名市の観光資源を再現したオリジナルマップを制作し、そのマップを基にしたeスポーツ大会や職業体験プログラムを実施しました。国土交通省の「Project PLATEAU」を活用し、地域の魅力を最大限に引き出す取り組みとして注目されました。
「モンドリアンは、ただマップを作成するだけでなく、訪問者が実際に体験できる場を整えることで、持続的な交流人口を創出したいと考えています」と同社の角田代表は述べます。
多彩なプログラムが魅力
イベントはオフラインとオンラインで同時開催されました。オフライン会場には、玉名市市民会館を舞台にしたeスポーツ大会が行われ、プロプレイヤーによるコーチング「e-Spa TAMANA塾」は即座に満員になるほどの人気を博しました。参加した子供たちにとって、プロ選手との直接的な交流は一生の思い出となり、保護者からも「ゲームが学びの場になった」と高い評価を得ました。
さらに、ゲーム制作の視点を学ぶ職業体験プログラムも行われ、小中学生からは「ゲームの見方が変わった」との声が多数寄せられました。これにより、eスポーツは自己肯定感や挑戦意欲を高める新たな学びの場として機能することが明らかになりました。
オンライン配信で広がる可能性
オンライン会場では、eスポーツ大会の模様がYouTubeで配信され、地理的制約を越えて広範な視聴者に玉名市の取り組みを伝えることができました。参加者や視聴者からは「ゲームを通じて地方の魅力を再発見した」との感想が寄せられ、イベントの成功を物語っています。
持続可能な観光DXモデルの提案
今回のイベントは、一過性のものとして終わらせるものではありません。モンドリアンは、玉名市の観光資源を活用して、今後も継続的なイベントを展開し、その結果として地域の観光振興と人材育成に寄与したいと考えています。
「私たちは、観光PR、人材育成、そして新たな関係人口の創出につながる継続的なイベントを推進していきます」と角田代表は強調しています。
まとめ
メタバースとeスポーツを組み合わせたこのイベントは、今後の地方創生の一つのモデルとして注目されています。教育と地域振興を結びつける新しいアプローチが、参加者だけでなく保護者からも高い評価を受けたことは、eスポーツが持つ可能性を示しています。これからの展開にも期待が寄せられます。
イベントの詳細
- - 日時(オンライン): 2026年1月24日
- - 日時(オフライン): 2026年1月31日
- - 開催場所: 玉名市民会館
- - 主催: 玉名市運営事務局 (熊本日日新聞社)
参加希望者は、公式サイトからの申し込みが可能です。また、玉名市の文化や歴史を体験できる今回の取り組みが、今後どのような方向へ進展していくのか、見守っていきたいと思います。