第91回宇宙開発利用部会開催のご案内
令和6年10月24日、文部科学省は第91回宇宙開発利用部会の開催について正式に発表しました。これは科学技術・学術審議会の研究計画・評価分科会の一環として行われる重要な会議であり、現在の宇宙開発の状況を共有し、今後の動向についての議論が行われます。
開催概要
この部会は、以下の日程で実施される予定です。
- - 日時: 令和6年10月28日(月曜日) 15時00分~17時00分
- - 場所: オンライン会議にて開催
会議はWebExを用いて行われ、傍聴者にはYouTubeでも配信されるため、幅広い参加が可能です。登録不要でアクセスできるため、多くの方々に情報を届ける機会となります。
議題
会議の主な議題としては、次の4点が予定されています。
1.
先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)の打上げ以降の経過について
- 「だいち4号」は最新の地球観測衛星であり、その打上げ以降の動向や成果が報告される予定です。これは、災害対応や環境監視の重要な情報源となるため、その影響は大きいと期待されています。
2.
衛星地球観測による官民連携の災害対応訓練(防災ドリル)の実施計画について
- 災害時における迅速な対応を支援するため、官民が連携した防災ドリルが計画されています。具体的な訓練内容やその実施方法について議論が行われる予定です。
3.
JAXAによる今後の衛星地球観測の方向性について
- 日本の宇宙機関であるJAXAが打ち出す今後の地球観測戦略についても焦点が当てられます。新たな技術や方針が提示され、将来的な観測活動にどのように活かされるか期待されています。
4.
宇宙輸送分野における取組(次世代の宇宙輸送システムの開発)について
- 次世代の宇宙輸送システムの開発についても議論される予定です。これにより、宇宙開発がさらに加速することが期待されており、より多くのプロジェクトやミッションが実現されるでしょう。
傍聴・取材について
部会はオンラインで開催されるため、様々な方が参加しやすい非対面形式が採用されています。YouTubeでの視聴も可能で、登録も不要ですので、興味のある方は指定のURLからアクセスしてください。資料については、会議開催前に文部科学省の公式サイトに掲載される予定です。
また、会議中に通信の不具合等が発生した場合には、中断されることもあり得ますので、参加者の方はその点も考慮しておくことが必要です。
お問い合わせ先
何かご不明な点がありましたら、下記の連絡先までお問い合わせください。
この会議は、宇宙開発に関心のある方にとって貴重な情報を得られる機会であり、今後の動向に注目が集まります。