江戸東京たてもの園
2025-10-28 11:50:56

秋の夜に映える歴史的建造物「江戸東京たてもの園」の特別開園

江戸東京たてもの園 秋の夜間特別開園



江戸東京たてもの園では、2025年11月22日と23日の二日間にわたり、特別に夜間開園を行います。このイベントでは、紅葉の美しい秋のシーズンに合わせ、歴史的な建物と自然のコラボレーションを楽しむことができます。開園は午前9時から始まり、夜のイベントは午後4時半から8時まで続きます。入園は午後7時半まで可能です。

夜の散策で味わう特別な光景



園内の木々は色づき、建物はほのかに照らされ、昼間とは異なる趣を持つ夜のたてもの園が広がります。この特別な時間に、古い日本の「あかり」文化を体験できるさまざまな催しが用意されています。例えば、昔ながらのガス灯や囲炉裏での火入れ、民家の暖炉など、歴史的なあかりの光景を見ながらその暖かさを感じることができます。

  • - 民家の炉焚き:綱島家の囲炉裏に火を入れ、実際にその温もりを体験。
  • - 暖炉であたたまろう:デ・ラランデ邸の暖炉も特別に点火。
  • - ガス灯をみよう:復元されたガス灯が、特別に点灯されます。
  • - 銭湯のぬくもり:子宝湯の男湯に湯を張り、浴室をライトアップ。入浴はできませんが、雰囲気を楽しむことができます。

あかりの歴史を楽しむ展示



また、万徳旅館内では行燈や灯油ランプなど、昔のあかりの展示が行われます。参加者は、かつての生活を体感しながら、あかりの温もりに包まれることでしょう。
さらに、切り紙作りや影絵を楽しむ企画もあり、これらには手話通訳が付いているので、誰でも楽しむことができます。特に、11月22日には、園内のたてものに施された文様を切り紙として作り、それを行灯に飾り付けるワークショップが行われます。11月23日には、紙切りを用いた影絵の物語を楽しむイベントがあり、こちらも定員制になっています。

竹灯籠とキャンドルナイトの幻想的な風景



また、竹灯籠が並ぶ小道では、季節の図柄と日本の伝統文様が施され、幻想的な雰囲気を演出します。さらに、約1,000個のキャンドルが揺らめくキャンドルナイトも、参加者を非日常の世界へと誘います。

便利なオンラインチケット



このイベントに参加する際は、事前にオンラインチケットを購入することを推奨しています。混雑が予想される時間帯、特に日没前後は入園をお待ちいただくことがありますので、早めのご来園をお勧めします。また、イベントの詳細については、江戸東京たてもの園の公式ウェブサイトで確認ができます。

文化を体験できる場



江戸東京たてもの園は、東京都江戸東京博物館の分館として1993年に開園しました。江戸時代から昭和中期にかけて建てられた、文化的価値の高い歴史的建造物30棟を移築し、復元・保存し展示しています。歴史を感じながら、秋の深まりを味わい、素敵な思い出を作る貴重な機会です。この特別な夜のひとときを、ぜひお楽しみに!


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会社情報

会社名
公益財団法人東京都歴史文化財団
住所
東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967

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