カリフォルニア物流開発
2025-10-16 16:01:23

阪急阪神不動産、カリフォルニアで物流施設を開発開始

阪急阪神不動産、カリフォルニア州での物流開発プロジェクト



阪急阪神不動産株式会社は、カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のメニフィー市にて新たな物流不動産開発事業に着手することを発表しました。このプロジェクトは、同社の100%子会社である現地法人Hankyu Hanshin Properties USA LLC(以下、「HHPUSA」)が主導し、鹿島建設株式会社の現地法人であるKajima U.S.A. Inc.の関連会社Core5 Industrial Partners, LLC.との共同で進められます。

アメリカでの不動産拡大



この物流開発の計画は、阪急阪神不動産がアメリカ市場において拡大を図る中での重要なステップです。本事業は、ジョージア州ビュフォード市に続く第2号案件となり、米国の需要に合った最新鋭の物流拠点を目指しています。

メニフィー市の戦略的立地



新しい物流施設はインランドエンパイア(IE)都市圏内に位置し、この地域は南カリフォルニアにおける物流の中心地として知られています。IE都市圏は、全米でも有数の人口を誇り、ロサンゼルス都市圏に隣接しているため、物流需要が高まっています。今回のプロジェクトは、ネット通販や消費財の配達ニーズに合わせた大型倉庫の建設を含んでおり、主要な高速道路へのアクセスが良好な立地を活かします。

自動化設備の導入



また、当該プロジェクトでは、自動化された設備の導入を図り、労働力不足に対応する方法にも注力しています。このように先進的なテクノロジーを活用することで、操作の効率を最大化し、将来の需要に応える構造を築く予定です。

これからの展開



阪急阪神不動産は、2022年4月にHHPUSAを設立して以来、相次いで賃貸住宅事業と物流不動産事業に参画しており、今後もアメリカでの不動産事業を拡大する意向を示しています。この新たな物流施設は、IE地域とロサンゼルス都市圏をつなぐ重要な役割を果たすとともに、同社の成長に寄与することが期待されています。

この開発プロジェクトは、阪急阪神不動産がアメリカ市場における足場をさらに強固にしていく上での重要な一歩となるでしょう。今後の展開に目が離せません。

会社情報

会社名
阪急阪神不動産株式会社
住所
電話番号

トピックス(経済)

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