企業価値向上を目指す新たな一歩
THE WHY HOW DO COMPANY株式会社(以下、当社)は、2025年1月16日に投資委員会を設立したことを発表しました。事業投資とM&Aを積極的に進めることで、企業価値の向上を図る狙いがあります。この新たな組織の設置は、戦略的な投資判断を迅速かつ精度高く行うための重要なステップです。
1. 投資委員会設置の背景
当社は、「ビジネスモデルの総合商社」を標榜し、成長戦略の一環としてM&Aや事業に投資を行うことに重きを置いています。これまでの経験を踏まえ、より迅速かつ合理的な投資判断が求められていた中で、投資委員会の設立が決まりました。この委員会には、社内の役員や従業員からの提案をもとにした案件が持ち寄られ、積極的な議論のもとで最良の判断を行います。
2. 委員会の構成と役割
投資委員会は、代表取締役社長が委員長を務め、M&Aや事業投資の提案を行う者、常勤取締役、子会社の社長、社外取締役などが委員として参加します。委員会の設置により、提案された案件は議論された後、賛成多数で取締役会に上程されることになります。議事進行にはロバート議事法を用い、「悪魔の時間」と「天使の時間」と呼ばれる枠組みで意見を交換します。
3. 議論のプロセス
各委員は「悪魔の時間」において反対意見、「天使の時間」においては賛成意見を述べることになります。その後、全員の同意が得られれば、匿名投票を経て意思決定がなされることで、透明性のあるプロセスを確保します。常勤監査役と社外取締役による監視の下、結果は別室で集計され、投票結果が公表されます。
4. 今後の展望
この投資委員会の設立は、グループとしてのM&A・事業投資活動を加速させる一方、リスク管理や企業の持続可能な成長の観点からも重要です。委員会は、提案の質を高め、企業価値を向上させるための重要な役割を果たしていくことが期待されます。
相次ぐM&Aの活発化により、企業の競争力や成長戦略が変わる中で、当社は今後も積極的に投資活動を進めていくことを宣言しました。新たな成長を遂げるこの機会に、業界内外からも注目が集まることでしょう。
THE WHY HOW DO COMPANYについて
当社は、企業の持続的な成長を目的に、経営コンサルティングや新規事業の立ち上げ支援を行っています。「WHY」と「HOW」を問い続け、顧客の期待に応えるサービスを提供し、共に成長を目指します。2004年に設立され、2006年に東証スタンダード上場を果たし、価値創造ソリューションを提供しており、信頼される企業としての地位を確立しています。