地方創生と官民連携
2023-07-26 15:00:02
地方創生に向けた官民連携の取り組み:公民連携推進機構の活動が加速
地方創生に向けた官民連携の取り組み:公民連携推進機構の活動が加速
近年、地方創生の重要性が高まる中、自治体と民間企業が連携して地域課題の解決に取り組む動きが活発化しています。その最前線で活躍するのが、一般社団法人公民連携推進機構(略称C+G)です。C+Gは、自治体と企業の橋渡し役として、地域活性化に向けた様々な活動を展開しています。
官民連携勉強会:地方自治体の課題と企業の知恵が融合
C+Gが力を入れている活動の一つに、「公民連携勉強会」があります。この勉強会は、自治体と企業が直接意見交換を行う場を提供することで、地域課題の解決策を共に模索することを目的としています。
既に、奈良県宇陀市、山梨県韮崎市、西武文理学園などとの勉強会が開催されており、自治体からは地域の特徴や魅力、取り組み状況(施設、観光、DX、教育、ふるさと納税、企業版ふるさと納税など)が説明され、活発な質疑応答が行われました。企業側からは、それぞれの強みを活かした地域活性化に向けた具体的な提案がなされています。
これらの勉強会では、自治体の抱える課題が明確になり、企業が持つ技術やノウハウを活かした解決策が提示されることで、具体的な連携プロジェクトが生まれる可能性を秘めています。
参加団体:多様なプレイヤーが地方創生に参画
勉強会には、様々な自治体や企業が参加しています。参加自治体は、地方創生の具体的な取り組みを模索しており、企業側は、地域貢献と同時に新たなビジネスチャンスの創出を目指しています。
例えば、奈良県宇陀市との勉強会では、宇陀市長である金剛一智氏をはじめとする関係者が参加し、市の活性化に向けた議論が展開されました。また、山梨県韮崎市との勉強会では、韮崎市長である内藤久夫氏が出席し、具体的な課題と展望について意見交換が行われました。西武文理学園との意見交換会では、理事長である安達原文彦氏が参加し、教育機関ならではの視点からの提案がなされました。
公民連携推進機構:地方創生の支援体制
C+Gは、令和5年5月2日に設立された比較的新しい組織ですが、既に多くの自治体や企業と連携し、着実に成果を上げています。
理事には、様々な分野の第一人者が名を連ねています。その中には、日本商工会議所特別顧問の大久保秀夫氏、山梨県ふるさと納税推進委員長の内田孝氏、そして、デジタルハリウッド大学大学院客員准教授の高瀬亜富氏など、地方創生に豊富な経験と知識を持つ人物が含まれています。
これらの有識者たちが、それぞれの専門性を活かし、C+Gの活動を支えています。
今後の展望:更なる連携拡大と地方創生への貢献
C+Gは、今後さらに多くの自治体や企業との連携を拡大し、地方創生に向けた活動を加速させていく予定です。
多様な主体が連携することで、地域課題の解決だけでなく、新たな産業の創出や雇用創出など、より大きな経済効果が期待できます。
C+Gの活動は、地方創生という大きな目標に向けた、官民連携の成功事例として注目を集めています。今後も、その活動から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人公民連携推進機構
- 住所
- 東京都港区北青山1丁目3番1号アールキューブ青山3階
- 電話番号
-
03-6899-1189