シンカが新たなコミュニケーションツール『カイクラフォン』を発表
株式会社シンカは、2025年1月リリース予定の新サービス『カイクラフォン』の社内運用を2024年12月16日より開始します。『カイクラフォン』は、コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」の機能を拡張し、電話の発着信をアプリ上で直接行える画期的なサービスです。これにより、自動車業界や不動産業界を含む多くの企業が新しい業務効率を手にできることが期待されています。
『カイクラフォン』の特徴
従来の通信手段に加え、『カイクラフォン』では固定電話を必要とせず、スマートフォンから即座に外線や内線の発着信を行えるようになります。さらに、着信時には顧客情報が表示されるため、即座に対応できる環境が整います。これにより、業務の迅速化と顧客満足度の向上が図れます。また、通話中のメモ取りや通話録音機能も搭載されているため、コミュニケーションの質が向上します。
【主な機能】
1. アプリから外線/内線の発着信
2. 着信時の顧客情報自動表示
3. 対応履歴のメモ登録
4. 通話録音機能
さらに、このサービスはCTIアダプタを必要としないため、工事も不要で、迅速に導入が可能です。これにより、リモートワークや外出先での業務がスムーズに進むことが期待されます。
開発の背景と展望
「カイクラ」は2014年からサービスを開始し、現在では2,700社以上が導入。多様化する顧客対応手段に応じて、利便性向上のための機能開発は続けてきましたが、音声ガイダンスや自動音声応答等の機能への要望も多く寄せられていました。これらのニーズに応えるため、クラウドPBXの整備が不可欠であると考え、まずは「カイクラフォン」からその第一歩を踏み出しました。
今後は、アプリだけでなく、デスクトップアプリや固定電話との連携機能の開発も計画しており、ユーザーにより充実したサービスを提供する予定です。
シンカのコメント
シンカのCTOである笹田は、今回の開発に際し、特にカイクラとクラウドPBXとの連携が非常に複雑であり、何度も検証を繰り返し課題を克服してきたと述べています。実現に向けた努力が評価され、将来的には「カイクラフォン」によりユーザーの期待に応えるサービス拡張が進むことを望んでいます。
『カイクラ』とは
「カイクラ」は、電話、メール、SMS、Web会議などのコミュニケーション手段を一元的に管理するプラットフォームです。多種多様なコミュニケーション情報を整理して提供するため、利用者は過去の対応履歴を簡単に参照可能であり、効率的な顧客対応が実現します。シンカでは、今後ともさらなる機能追加や改善を行い、顧客向けの価値提供を続けていきます。