三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社は、大規模災害発生時の備えとして、防災用品の設置など災害対策を進めています。このたび、防災用として保管していた未使用の防災シューズ451足を、資源の有効活用を目的に寄贈しました。
今回の寄贈は、同社が参画する「あいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクトチーム」の活動の一環として、同じくプロジェクトチームに参画する株式会社サンユニフォームとの連携によって実現しました。
寄贈された451足の防災シューズは、中部地区の複数の企業に配布される予定です。寄贈先企業は、株式会社サンユニフォームの協力のもと、不要になったシューズの状態やサイズなどを考慮し、利用を希望する企業とのマッチングによって決定されました。寄贈された防災シューズは、原則として各事業所内で業務用として活用される予定です。
この取り組みは、「サーキュラーエコノミー(循環経済)」の考え方に基づいています。サーキュラーエコノミーでは、製品を長く使い続ける長寿命化が重要視されており、今回の寄贈は、その考え方に沿った取り組みといえます。
「あいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクトチーム」は、愛知県が策定した「あいちサーキュラーエコノミー推進プラン」に基づいて、2022年度から2031年度までの10年間を計画期間として、循環ビジネスの進展を目指しています。三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社は、この取り組みの理念に賛同し、7つのプロジェクトチームのうち「リペア・リビルドモデル」に参画しています。
同プロジェクトチームでは、業種などの垣根を越えて参画企業間での議論が活発に行われ、将来の循環ビジネス構築に向けた取り組みが検討されています。
三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社は、今後も循環型社会の実現に向けて、積極的に取り組んでいくとしています。