東南アジアの未来を切り開く
シンガポールに拠点を置く「UntroD Capital Asia Pte Ltd」が、東南アジアを中心に活動するディープテックスタートアップの支援を目的とした「リアルテックグローバルファンド2号」のセカンドクローズを実施しました。このファンドは2024年7月のファーストクローズに続き、多くの新たな投資家が参加しており、東南アジアのディープテックエコシステムの強化に貢献することが期待されています。
ファンドの背景
2020年に設立されたグローバル1号ファンドは、コロナ禍の影響下でも日本の事業者を中心に34億円を調達し、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシアのディープテックスタートアップに投資してきました。出資先の企業は計14社にのぼり、戦略的なパートナーシップを通じて、グローバルなディープテックエコシステムを着実に構築。このプロジェクトは「未踏の挑戦」として位置づけられています。
新たなパートナーシップ
シンガポール政府系ファンドやフィリピン政府の支援を受け、今後も日本と東南アジアの架け橋となるプロジェクトを立ち上げる計画です。新たに参画した企業には、北國銀行グループをはじめ、西本Wismettacグループ、商船三井グループ、愛知の山田商会などが含まれています。これにより東南アジアにおける人材育成や共同研究が促進され、地域産業の発展にも寄与することが期待されています。
新時代のスタートアップ支援
2024年に立ち上がる「東証アジアスタートアップハブ」によって、日本企業と東南アジアのスタートアップの結びつきが強化され、ディープテック分野への投資環境が整うと考えられています。UntroDはこの流れを捉え、さらなるクロスボーダー支援体制を構築していく意向を示しています。
今後の展開に目が離せない中、シンガポールのUntroDは、これまでの実績を踏まえながら、ディープテック分野のイノベーションを推進することで、社会に必要とされる技術の実現を目指します。
企業の参画
グローバルファンド2号には、様々な企業がパートナーとして参画しています。具体的には、以下のとおりです:
- - Wismettac Ventures合同会社(東京都)
- - 株式会社MOL PLUS(東京都)
- - 株式会社QRインベストメント(石川県)
- - KOBASHI HOLDINGS株式会社(岡山県)
- - 株式会社山田商会ホールディング(愛知県)
- - 株式会社リバネス(東京都)
これらの企業と共に、UntroDは東南アジアにおけるイノベーションの間口を広げ、持続可能なビジネスエコシステムの構築を進めています。
UntroDについて
UntroDは2015年に設立されたディープテックスタートアップのためのファンドであり、資本が流れにくい領域に最初に進出し、その経済性を証明することで持続可能な仕組みを作ることを目的としています。すでに400億円以上の運用実績を持ち、今後も社会に必要なテクノロジーの社会実装を目指しています。
私たちの挑戦は続きます。新しいビジネスの芽を育て、世界の課題を解決していくのが、UntroDの使命です。これからの動きにご注目ください!
HP:
https://untrod.inc
お問い合わせ先:
UntroD Capital Asia Pte Ltd
広報担当:成田
contact_global@untrod.inc