大正大学と全日本ブライダル協会が共演、学生主体のウェディングイベント開催

大正大学による特別なウェディングイベント

11月4日、東京都豊島区にある大正大学で、表現学部メディア表現学科アート＆エンターテインメントワークコースの2年生が中心となり、ウェディングイベントを開催します。このイベントは、全日本ブライダル協会山梨県支部との共同企画です。新郎新婦役には、2025年3月に卒業予定の卒業生が登場し、学生たちが主体となって挙式プロセスを経験します。

イベントの背景

2019年から始まったこの取り組みは、問題解決型学習（PBL）の一環として実施されています。学生たちは実践を通じて、様々な課題を解決しながら、ウェディングイベントを成功に導くスキルを身につけてきました。特に全日本ブライダル協会の講師からの指導を受け、結婚式場以外の場所を活用した新しい祝福の形を提案することにも挑戦しています。

シビルウェディングの実施

当日、大正大学の学長がミニスターを務め、学生が一から企画したオリジナルのシビルウェディングが行われます。シビルウェディングとは、宗教に依存しない結婚式の一形態で、全日本ブライダル協会が推奨しています。この形式では、婚姻届受理証明書を列席者全員が立会人として披露し、正当な結婚成立を宣言するセレモニーが行われます。

イベントの詳細

- 日付: 2025年11月4日（火）
- 時間: 16：00〜16：30
- 会場: 大正大学8号館1階（〒170-8470 東京都豊島区西巣鴨3-20-1）
- 新郎新婦: 土屋南美子氏と佐藤諒一氏（入籍は2025年1月）

このウェディングイベントは、学生たちの創造力と学びが結集した特別な日となります。彼らが一から作り上げるこの新しい形の結婚式は、参加者に感動を与えることでしょう。

協力団体の紹介

全日本ブライダル協会山梨県支部は、2002年に設立され、さまざまな活動を通じて結婚式の重要性を伝えています。特に「学校ウェディング授業」では、学生に模擬挙式を体験させることで、結婚式に関わる仕事の意義を教えています。

大正大学について

設立から96年を迎える大正大学は、仏教の理念に基づき「智慧と慈悲の実践」を精神に掲げています。さまざまな学部・学科が共存し、特に表現学部では、業界を超えた創造力を高める教育を行っています。今回のウェディングイベントも、その一環として位置づけられています。

大正大学が提案するこの新しいウェディングの形を体験しに、ぜひ足を運んでみてください。