岡山大学と慶熙大学の国際交流協定
2025年9月18日、岡山大学のグローバルエンゲージメントセンター(GEC)が、韓国ソウル市の慶熙大学未来文明院と国際交流協定(MoU)を締結しました。この協定は、持続可能な開発のための教育(ESD)と、地球市民教育(GCED)を統合し、学生交流を含む多様な教育・研究プログラムを開発していくことを目指しています。
協定締結の背景
今回の協定においては、岡山大学から副学長の横井篤文氏が、慶熙大学からは未来文明院のキム・ウォンス院長が署名を行い、そのほか、岡山大学から桑原敏典教授が同席しました。この意義ある調印式は、両大学における教育理念の相互理解を促進するための重要なステップとなります。
既存のプログラムを国際化
岡山大学では、文部科学省の「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」として、地域と地球の未来を共創する人材育成プログラムが採択されています。この協定の成果として、慶熙大学との協働により、既存のプログラムを国際共修型教育モデルへと発展させる構想についても議論がなされています。
継続的な交流と未来への展望
慶熙大学は、すでに2019年・2023年・2025年の国連国際平和デー記念国際会議「Peace Bar Festival」に岡山大学の副学長を招聘しており、持続的な交流を続けています。この協定により、両校の関係はさらに深まることでしょう。
SDGs実現に向けた取り組み
岡山大学はこの協定を機に、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた教育基盤を強化し、地域と地球の双方を見据えた未来共創の取り組みを積極的に進めていく方針です。
期待される成果
このような国際的な連携により、岡山大学は地域中核としての役割を果たしつつ、世界的な課題にも貢献していくことが求められています。岡山大学の新たな挑戦をぜひ注目していただきたいと思います。
まとめ
岡山大学と慶熙大学の協定締結は、持続可能な社会の実現に向けた大きな前進となります。両校が協力し、教育を通じて地域と世界の未来を見据えた取り組みを進める姿勢は、学生にとっても価値ある経験となるでしょう。今後の展開にご期待ください。