五島列島の新しい交流拠点"ものづくり工房"とは
長崎県五島市で、地域の魅力を再発見するための新しい試みが始まります。特に「釣りの聖地」として名高い五島列島・福江島を舞台に、地元に自生する魚を活用した「ものづくり工房」の立ち上げが計画されています。これは、地域住民との絆を深め、創造性を育む場を提供することを目的としています。
なぜものづくり工房が必要なのか?
近年、五島市では地域コミュニティの活性化が危ぶまれています。地元の人間関係が希薄になり、特に若者が地域活動から離れていく状況が続いています。そこで、このプロジェクトは新たな交流の場を設け、地域の未利用資源にも着目して、地元の魚の革を素材にした製品づくりを通じて地域を盛り上げようという試みです。
プロジェクト詳細
この「ものづくり工房」は、52,000円のクラウドファンディングキャンペーンが2025年2月8日まで行われます。この資金は、工房の設立に必要な資材や設備の導入に役立てられる予定です。地元住民や観光客が参加できるワークショップも企画されており、五島の魅力を体感しながら学ぶ機会が提供されます。プロジェクトの詳細は、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて確認できます。リンクは
こちらです。
西田商店の役割
このプロジェクトを推進するのは、西田商店を代表する西田双太さんです。彼は1979年に埼玉県で生まれましたが、縁あって福江島に移住し、地域おこし協力隊として活動を始めました。高齢化の進む地域に地域の拠点を設け、商店としてだけでなく、学びの場「寺子屋」を開くなど多岐にわたる貢献をしています。彼のクリエイティブな視点から生まれる新しいプロジェクトは、五島列島の未来を担うものとして注目されています。
リターンの詳細
クラウドファンディングでは複数のサポートプランが用意されています。例えば、12,000円で「五島くんせいちょこっと5点セット」が手に入り、地元の魚の燻製が楽しめます。また、世界遺産の島・久賀島で作られた椿油など、地元の魅力を余すところなく体験できるリターンが特徴です。さらに20,000円のプランでは、魚の革を使ったキーホルダーもゲットできます。
地域活性化をアートで支える
五島列島・福江島には、ただのものづくり工房以上の意義があります。地域の資源と創造力を融合させることで、新たなアートや商品が生まれることが期待されています。「ものづくり工房」は、そうした創造性を引き出す拠点として地域活性化を促進するものになるでしょう。これからの活動にぜひ、注目してください!
==地域概要==
- - 商号:西田商店
- - 代表者:西田双太
- - 所在地:長崎県五島市小泊町144-1
- - 設立:2024年10月
- - 事業内容:ものづくり・商店・教育サポート
- - SNS:Instagram