本格麦焼酎「うかぜ」が誇る栄誉
鹿児島県いちき串木野市に本社を置く浜田酒造株式会社が、醸造する本格麦焼酎「うかぜ」が、2025年のサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション(SFWSC)で最高金賞(ダブルゴールド)を獲得しました。この栄えある賞は、焼酎部門において最高の評価として位置づけられています。
さらに同社の本格芋焼酎「だいやめ~DAIYAME~」、輸出専用の「DAIYAME40」、および「薩摩はやひと」も金賞を受賞しました。浜田酒造は、さまざまな種類の焼酎を提供し続け、特に海外市場にもその魅力を広めようとしています。
サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションとは
このコンペティションは、IWSCやISCと並ぶ世界三大酒類コンペの一つであり、今年で25回目の開催となります。2025年の大会では、5,500を超えるエントリーがあり、厳正なブラインドテイスティングで審査が行われました。各出品酒は、専門家により評価され、その結果に応じて「最高金賞」「金賞」「銀賞」「銅賞」が授与されます。特に「最高金賞(ダブルゴールド)」は、全ての審査員から金賞評価を得た酒に退けらえており、その価値は非常に高いといえます。
公式サイトでは、審査結果や各受賞酒についての詳細が確認できます。
本格麦焼酎「うかぜ」の魅力
1. 飲み方の多様性
「うかぜ」は、その飲み方によって風味が異なります。軽快な味わいから濃厚な味わいまで、どんな料理にもマッチする柔軟さを兼ね備えています。特に、バラエティ豊かなお茶割りが人気であり、紅茶割りはその絶妙なバランスで特におすすめです。
2. 独自のブレンド技術
浜田酒造では、個性豊かな原酒を1%単位でブレンドする「カルテットブレンド」という手法を使い、「甘芳ばしさ」を引き出した一品を生み出しています。この技術により、ビスケットやパンを思わせる風味とともに、麦本来の豊かな味わいが楽しめるようになっています。
3. 幅広い楽しみ方
「うかぜ」ブランドサイトには、推奨の飲み方やシチュエーションに合わせた提案が豊富に掲載されています。また、年々進化する飲酒文化の中で、本格麦焼酎が再評価されています。
受賞した他の焼酎について
「だいやめ~DAIYAME~」は、魅力的なライチの香りを持つ本格芋焼酎で、2018年に登場しました。この焼酎は、鹿児島の方言で「晩酌して疲れを癒す」という意味を表しており、家庭や友人と共に楽しむ食文化として位置づけられています。
「DAIYAME40」は、輸出専用の本格芋焼酎で、40度という高いアルコール度数が特長です。カクテル市場を視野に入れたこの製品は、世界中のバーテンダーに支持を受けています。
また、「薩摩はやひと」は独自の製法により、濃厚な旨味を引き出した一品です。特に芳ばしく、ほんのりスモーキーで華やかな香りが際立っています。
浜田酒造の企業理念と今後の展望
浜田酒造は、1868年創業の歴史ある焼酎メーカーで、「本格焼酎を真の國酒へ、更には世界に冠たる酒へ」をモットーに日々新しい焼酎の可能性を追求しています。今後もその魅力をあらゆる消費者に伝え、感謝をこめた酒造りを続けていく所存です。
公式サイトやオンラインショップも活用して、ぜひ「うかぜ」や他の焼酎を楽しんでみてください。