映画『命継ぐ』の魅力
2025-01-22 10:12:21

戦後80年、若者へ未来をつなぐ映画『命継ぐ』の魅力とは

映画『命継ぐ』と『紡ぎ』が語る戦争の重み



2025年1月19日、渋谷ユーロライブにて戦後80年を迎える日本において、映画『命継ぐ』とドキュメンタリー『紡ぎ』が上映され、舞台挨拶が行われました。この作品は、戦争体験者が高齢や病気によりその経験を語ることが困難になっていく中で、次世代へその想いをどう伝えるかというテーマに焦点を当てています。主催はGreenPicturesです。

舞台挨拶の様子



上映開始とともに、観客の熱気が会場を包みました。映画は、興味のない女子高生が大人と対立しつつも、過去の戦争を知ることで成長していく姿を描いたドラマ『命継ぐ』と、実際の戦争体験者からその話を聞くドキュメンタリー『紡ぎ』という二部構成です。

舞台挨拶には、出演者や監督のHiroshi Fukaiが登壇し、戦争についての意見交換が行われました。キャストの松林慎司さん、宗清万里子さん、石川鈴菜さん、松木研也さん、田櫓祐二さん、木村ニケさんが自らの体験を語り、また昭和20年の撮影時に起こったユニークなエピソードも披露されました。

二瓶治代さんの想い



舞台挨拶の締めくくりには、東京大空襲を体験した語り部の二瓶治代さんが登壇し、強いメッセージを発信しました。彼女は、戦争体験者として「亡くなった多くの人々の想いを伝え、次世代に戦争を知らない若者に理解を深めてほしい」と語りました。その言葉には、「言葉や知恵で日本を戦争に加わらせない未来を築いてほしい」との願いが込められています。この日、二瓶さんの発信は、多くの人々の心に響きました。

映画『命継ぐ』の物語



映画『命継ぐ』のストーリーは、日本での戦争の記憶が遠のき、興味を持たない女子高生が中心です。彼女は、父から曽祖母の辛い体験を聞くことで、自身の価値観が揺らぎ、成長していく様子が描かれています。

公式情報


  • - 出演者: 齊藤英里、石川鈴菜、松林慎司、宗清万里子、高品剛、松木研也、鈴木美香、田櫓祐二、木村ニケ、鈴木日彩
  • - 主題歌: まにこ「僕は」
  • - 監督: Hiroshi Fukai

詳しくは公式ホームページでご確認ください。

次回上映スケジュール


2025年2月6日には大阪での上映が予定されています。詳細とチケット情報は、公式サイトにてご確認を。

このように、映画『命継ぐ』は、単なる娯楽作品であるだけでなく、戦争の教訓や歴史を次世代に受け継ぐ重要な役割を持っています。観ることで、多くの方が平和の大切さや戦争の現実を再認識する機会になることでしょう。


画像1

画像2

会社情報

会社名
GreenPictures
住所
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京大空襲 命継ぐ Hiroshi Fukai

Wiki3: 東京大空襲 命継ぐ Hiroshi Fukai

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。