描く「わたしの平和」
2024-10-08 20:53:27

子どもたちの描く「わたしの平和」- 第16回国際児童絵画コンクールの授賞式

第16回中村キース・ヘリング美術館国際児童絵画コンクール



山梨県小淵沢に位置する中村キース・ヘリング美術館では、2024年11月10日(日)に「中村キース・ヘリング美術館国際児童絵画コンクール」の授賞式が行われます。本イベントは、ニューヨークのキース・ヘリング財団の認可を受け、アートを通じて社会へのメッセージを伝えることを目的に、2009年から毎年開催されています。

このコンクールには、15,000通を超える応募があり、世界50カ国以上から参加があるなど、国際的な規模で展開されてきました。特に、近年では環境問題に関する意識の高まりを受け、2022年からは「環境(サステナビリティ)」も重要なテーマとして取り入れられています。今年のテーマは「わたしの平和」とし、1327通の応募から11の賞が選出されます。

総評と審査基準


本コンクールでは、美術の専門家や様々な分野で活躍する審査員によって、作品の美しさや個性、社会への影響などが評価されます。特に、4歳から18歳までの子どもたちが描く作品に対し、自由な発想を大切にした審査が行われます。これにより、子どもたち自身の視点から再解釈された「平和」というテーマが、アートを通じて発信されることになります。

平和な未来を願う子どもたちの想い


授賞式当日、参加する子どもたちは、作品の発表だけではなく、ワークショップを通じても「平和」について考える機会が設けられます。今年のワークショップでは、1987年に行われたキース・ヘリングのプロジェクトを再現し、当時参加した子どもたちの意見やアート制作を交流します。通じて、子どもたちの視野を広げる貴重な体験になるでしょう。

審査員たちの顔ぶれ


審査員には、著名なスタイリストやアートの専門家が名を連ねており、各審査員によって特別賞が設けられています。彼らは、子どもたちの作品がどのように平和を表現しているのか、さまざまな角度から評価していくことで、子どもたちの発想をより多くの人々に伝える役割を担います。

受賞作品の一部


自然と環境への感謝や、未来の平和な世界に向けた希望が表現された受賞作品は、今後の社会に向けて強いメッセージを放つことでしょう。具体的な受賞者の作品タイトルや地域については、公式ウェブサイトでの発表をお楽しみに。

イベント詳細


授賞式では、開会式や乾杯の後、懇親会を通じて参加者同士の交流も促進されます。アートを通じて結ばれた新たな関係やコミュニケーションは、きっと子どもたちの心に残る経験になるでしょう。

このように、子どもたちの「平和」に対する想いをアートで表現する機会を提供する本コンクールは、ただのコンペティションではなく、平和を願う声が集まる素晴らしい場として、これからも続いていくだけでなく、意義のある伝承として多くの人々に広まっていくことを期待します。


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