酒生哲雄・酒生明子二人展〜パリ・ロンドン初開催
酒生哲雄(Tetsuo Sakou)と酒生明子(Akiko Sakou)による初の海外二人展がパリとロンドンで実施される。日本の文化や美を背景に持つこの展覧会は、国際的なアートシーンに新たな息吹を吹き込む。
パリでの開催
展覧会は「Centre Culturel Italien」にて、2025年11月15日から20日までの期間で行われる。会場は芸術の中心とも言えるパリの心臓部に位置し、芸術愛好家や観光客にとっても魅力的なスポット。オープン時間は午後1時30分から午後6時30分までだ。
ロンドンでの展示
続いて、ロンドンでは「The Prince Akatoki London」で、2025年11月28日から12月2日まで行われる。ロンドンは多様な文化が交差する都市であり、ここでも開催される展覧会は、観客と新たな対話を生むことが期待される。こちらのオープン時間は午前10時30分から午後6時まで。
酒生哲雄の作品
酒生哲雄の作品は、独特の撮影技術を駆使して、日本の風景や日常の美を捉えつつ、光と影の抽象的な構築により新たな視覚体験を提供する。彼の初の海外個展「JAPAN SHOT」では、30点の作品が発表され、偶然と必然が織りなす日本の景色が再構築される。彼の写真作品は、見る者を現実的な幻想の世界へと誘う。
また、彼の写真集「JAPAN SHOT」も展覧会で発表され、作品を手元で味わうことができるチャンスでもある。これによって、参加者は日常を離れ、力強くも儚い新たな写真の世界へと引き込まれる。
酒生明子のアプローチ
一方、酒生明子は、物語性を重視した作品を通じて、自身の視点を表現している。宮崎と東京を中心に活動する彼女は、様々なジャンルを手掛けるが、その中でも特にジオラマを用いた作品創りが特長だ。彼女のボールペン画は、精霊たちの世界を精密に描き出し、現実世界と異界を繋ぐ幻想的な風景を創り出す。この展覧会では、彼女の作品やポストカードも販売され、訪れた人々は彼女のアートを手元に持ち帰ることができる。
この二人展は、アートを通じて日本の美を世界へ発信する貴重な機会となっている。彼らの作品を目の当たりにし、アートの力を感じながら新たな視点を得られることに期待が高まる。観客は言葉の壁を越え、彼らの作品を通じて新たな対話を楽しむことができる。興味を持つ人々には、ぜひこの機会を逃さず、会場を訪れてほしい。
まとめ
日本のアートが海外でどのように受け入れられるのか、そして独自の表現がいかに国境を越えて交わるのか。未体験のアートの世界に触れるチャンスを与える二人展で、酒生哲雄と酒生明子の魅力にぜひ触れてみてほしい。
お問い合わせ情報
酒生哲雄写真事務所
Email:
[email protected]
Web:
https://www.sakou-tetsuo.com