アラブニュース日本語版
2019-10-23 15:52:16
アラブニュース、日本語版発表で日本と中東の架け橋へ
アラブニュース、日本語版を正式に公開
2023年10月23日、東京で中東の著名な英字日刊新聞「アラブニュース」の日本語版が発表されました。この新しいメディアプラットフォームは、日本とサウジアラビアの友好関係を強調するために、天皇陛下即位礼「正殿の儀」に合わせてオープンしました。特にビジネス、政治、文化に関連する情報の提供を目指しています。
小池都知事の祝辞
記者会見には東京の小池知事も参加し、自身のエジプトでの経験を踏まえつつ、アラブ界との交流の重要性を強調しました。彼女はアラブ語を用いて「アラブニュースが日本語版を公開したことを心からお祝い申し上げます」と述べ、両地域の理解を深めるためのメディアの役割に期待を寄せました。
河野防衛大臣の見解
河野防衛大臣もこの会見で意見を述べ、「アラブ界のニュースを日本語で読めることは非常に意義深い」と強調しました。特に、共通の価値観を強化することが重要であり、それを実現するために日本語版のアラブニュースが果たす役割は大きいと指摘しました。彼は、アラブ世界で起こっている事象を把握することの重要性も強調しました。
サウジアラビア側の反応
この記者会見では、サウジアラビアの経済産業大臣マジード・アル・カサビも参加し、「日本は我々にとって信頼できるパートナーであり、貿易関係の発展にも深く感謝しています」と語りました。サウジアラビア王国と日本の長い友好関係が特別な形で続いていることは、今回の日本語版の発表においても重要な意味を持つと言えるでしょう。
メディアの特徴と期待
アラブニュースの日本語版サイトは、独自のオリジナルコンテンツに加え、他メディアからの報道を日本語に翻訳したものを掲載します。これにより、日本国内におけるアラブ世界への理解が進むことが期待されています。アラブニュースを発行する「サウジ・リサーチ&マーケティング・グループ」(SRMG)は、40年以上にわたり、サウジアラビアとその周辺地域の情報を広く提供してきました。
記者会見には他にも多くの外交官や産業関係者、学者が参加し、アラブニュースの編集長ファイサル・アバスや副編集長テレク・ミシュカス、日本語版の責任者アリ・イタニも存在しました。これらの意見や期待が結びつくことで、日本と中東の情報交流が一層進展することが見込まれています。
新たな日本語版の公開を通じて、両地域の尊重と理解がさらに促進されることを期待したいですね。
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